インドカリーは新宿に産声をあげた 新宿・「中村屋」
2006年 07月 01日
「前菜」 鶏肝のスパイス炒め ヒヨコ豆のスパイス炒め、レモン風味 オクラのマンゴーチャツネ詰め パニール燻製黒胡椒風味焼き(インドのチーズ)
「軍鶏肉のヨーグルト風味オーブン焼き」(写真なし)やっぱりタンドリーチキンがなきや
「貝類と大根・ソラマメのサフランスープ」 爽やかで・・会員たちアチコチで歓声とため息
「イベリコ豚のハンテイングハニーマリネロースト」バラシュ(と聞こえたが?)という花に来る野性の蜂の蜜
「ソフトシエルのから揚げ、唐辛子風味」 ソフトシエルはタイ南部から160グラム~200グラムの大きいのを 韓国の唐辛子を干してヨーグルトにつけてあげるカードチリ 日本の気候では干すだけでもかなり難しい 塩加減がポイント 参加したインド料理研究家が「日本でこんなのが食べられるとは!感動した」と。唐辛子をバリバリ砕いて一緒に食べる
「チシャトウのサラダ仕立て ココナツ風味」
「中村屋伝統の軍鶏肉のコールマンカリーライス」 ヨーグルトとトマトだけで水を使わないソース これまたひと口食べてから写真に気がつく ワインも回ってもう写真なんか、の気分
インド独立の闘士,R・B・ボースは日本に亡命(15年)、中村屋の奥に隠れる。愛蔵の娘と結婚。彼がインドを日本人に知って欲しいと、インドカリーを売るように主張したのだ。カリーとご飯を別に出すのは日本人にはビックリだったそうだ。
「デザート盛り合わせ」(写真なし) マンゴー(インド・アルフオンゾ)とハイビスカス、二種類のシャーベット
濃厚ヨーグルト サフラン風味 人参の牛乳煮ケーキ
「インドの小菓子」 マイソールコーヒー
中村屋は学生時代、在京の叔母に連れて行ってもらって感動した
その後相馬愛蔵のことなどを知りますます何となく特別な店という感じだ
最近ここの総調理長と知り合いになれた その割りにあまり食べに来ていなかった
今回 初めて中村屋の力の一部をきちんと知ることが出来た
すべての料理に吟味しつくした食材・調味料を使い、練りぬいた調理
さすがだ いつもはフレンチや中華が多い勉強会 何となく恐る恐るという気持ちもあったかもしれない、うるさ型の諸先生が感動したのもうべなるかな
せめて一口、、、。
パソコンの画面に出る料理が出て来て、食べられるようになるのはドラえもんの世界だけですか、、涙。
空腹人でした。
買い物に付き合わされると、中村屋へ立ち寄って食事し、土産は月餅。
足が遠退いたのは、この時代のウンザリも多少ありそうです。
コースがあるんですね~。
月餅、カリー、ロシアンチョコレート、勿論黒光羊羹...
中村屋のカリーを初めて食べたのは1960年代初頭、お店が新しくなってから。びっくりしました。翌日のトイレで。複雑なスパイスの香り!まさにカルチャーショックでした。
次の驚きは、カリーを食べさせる2階か3階ではなく、もっと上の階の「フランス料理」!、白髪の「ボーイ・フレンド」のご馳走でした。
3番目の驚き:saheijiさんのこの記事の写真。Nouvelle cuisine indienne!!
愛蔵・黒光夫妻の異文化吸収と紹介の真摯な態度を上に挙げたものから、今、改めて再認識しています。
私のお助けメニューは「新宿中村屋」のチキンカレーとハヤシ・ビーフ(レトルト食品)、東急百貨店通信販売の定番商品です。
中村屋での2度目のびっくりの時、デザートのキャラメル味のアイスクリームがとっても美味しかったので、もうひとつ、とお願いしたこと。デザートのアンコールをしたのはこの一回こっきり、です。
以後、カラメル味のアイスクリームがメニューにあると注文しますが、あの味に勝るものには出会っていないようです。
イベリコ豚のハンテイングハニーマリネロースト・・その文字読んだだけで
よだれが・・。
前菜は、またこれは繊細で、組み合わせがいいですね。
コールマンカリーライスは、いつも思うけど完成度高くて、いいな。
ヒルズの支店にランチ食べに行くんだけど、
1500円のランチプレートが、これがまたなかせるほど美味いです。
昔の銀座のアショカのカレーも良かったけど
ソフィストケーションした意味ではすごいですね。
その料理を見る限りは、大きく店舗を広げても
努力してますね。
カレーだけは食べに良く行くのですが、カレーカレーという意識で他のところはあまり見てなかったかも。
R・B・ボースの話、面白いです!ほーーーーーー
彼のおかげで今の美味ししカレーが食べられるんですね。
おっと、失礼。カリーですね(w
食べたくなってきた!