こんな夜はやっぱりおばあちゃん 会いたいなあ
2006年 03月 01日
幼らが病むてふたより見てしより夜はことさら物思はるる
うまごらとたわむれし名残我が衣の袖は大方ほころびてあり
(俺が麻疹にかかったときの歌)
あつきものさめるがごとくにそのなげきややにうすると人はいひしが
ともかくも生きてあらなとおもへどもくるしかりけりこの朝ゆふは
このおもひ誰に語らむすべもなみひとり泣きつつ庭の草とる
(こんな風に生きていたのか!ごめんね。)
下流社会というのは上流社会と二極化していることを問題にした言葉。そんなことも分からない東洋経済も落ちたもんだ。
三十一文字に込められた想いは、深いです。こんなおうたを遺してくれて、佐平次さん、幸せですよ。