葬式が終わった
2017年 10月 11日
三々五々集まってくる人たちが懐かし気に見てくださる。
廊下にはカミさんの絵が二枚、母との思い出のキャプション付きで架けられた。
僕が撮ったサンチとの写真から取った祭壇の遺影は、バラ、カーネーション、グラジオラスなど優しいピンクの花で囲まれた。
親しい友人が4名、あとはカミさんのほうの親戚が8人もいたろうか、我が子どもたちも長男と次男夫妻が来てくれて、祭壇の前で大いに飲んだ、呆れるくらいに。
知らない人同士が紹介しあって、葬式は再会と出会いの場だということ、それが逝く者の望みでもあるだろうと、いつもながら痛感する。
今日は休みを取った長女夫妻が車で迎えに来てくれて、すべてが終わるまで一緒にいてくれた(長男の嫁も)上に、家まで送ってくれた。
カミさんにとってどれだけ力づけになることか。
出棺のときに花でうづまった義母の顔をなでて「さよなら」を言う。
葬式でいちばん悲しみ・涙がこみ上げる瞬間だ。
「いろいろありがとサン」と云いそうな義母の顔を見ていると、死は人生の苦しみとの和解だなと、これまたいつものように考える。
こちらこそ「いろいろありがとサン」だ。
サンチが参列できなかったのがちょっと残念。
代わりにサヨナラとお礼を云っておいたよ。
お礼といえば、このところ義母の葬儀の話ばかりなのに、読んでいただいて、その上にご丁寧な慰めや激励のお言葉をいただき、ほんとうにありがとうございます。
カミさんも読んで泣いたり励まされたりしています。
さびしくかなしいお別れですが、親しい方々に囲まれてお義母さまはお幸せな旅立ちだったことと思います。
奥様、佐平次さん、ご家族みなさま、どうぞおからだおたいせつに。
ご冥福をお祈りいたします。
そしてこの度はご愁傷様でした。でもいいお葬式をしたのですね。私も母にこの何十分の1の余裕とやさしい気持ちをもって葬儀をしてあげれたらよかったのに…なんて思い読みました。お疲れ様です。
お疲れ様でした
いいお葬式でしたね
お母様いい気持ちで 旅立てるだろうなあ、、
ほのぼの まさに写真で見せていただいたお母様のなんとも言えない慈愛溢れる笑顔そのままに、
それは、お日様に干した布団に顔をくっつけた、あの時のあの温もりとふわふわ感とお日様の匂い
そんな素晴らしいやさしさ。がこちらまで伝わってきました
愛に溢れていらっしゃったお母様のその笑顔そのままに
愛とか思いやりとかいたわりとか 皆がお母様を中心に互いが互いを思い合うそんな空気が伝わってきます
Saheiziさんが思わず飲み過ぎちゃったのもわかる気がします
編みかけの毛糸も素敵
お母様大喜びでいらっしゃったと思います
言ってらっしゃいますね、確かに、、
ありがとサンと 笑
あれもしてあげたかったこれも出来なかった、と悔やむ気持ちもかえって故人を悲しませるんだよとカミさんに言っています。
ひたすら感謝の気持ちで、でも悲しみは抑えられない、泣くのも、それはいいとも。
何もしないといつまでも弔問の客などで辛いという側面もあるようです。
そして葬儀の準備をすることで別れを自覚的に意識し直して心の整理をすることも大事かとも思います。
それは彼らの判断に任せるしかないのですが。
ブログ拝見していて、心があったかくなりました。
皆様のお人柄が忍ばれます。
でも悲しみは、まだまだ癒えないかもしれませんが・・・・
奥様、ご自愛ください。
サンチ君もお別れしたかったね。
それにとても美人のお義母さまのたくさんの写真は、いろいろな場面を思い起こしてくださったことでしょう。
葬儀屋さんもいい人で素晴らしい別れの儀式だったと感心いたしました。