カズオ・イシグロが好きだ
2017年 10月 06日
ノーベル賞受賞を伝えるニュースを見ていると、そこで紹介される著作のほとんどを読んでいる。
「日の残り」、「忘れられた巨人」、「私を離さないで」、「夜想曲集」、「わたしたちが孤児だったころ」、「遠い山なみの光」、「充たされざる者」、、。
読むそばから読んだことすら忘れる僕でもこれらの作品はストーリーこそ忘れていても、作品の醸し出す独特の湿気を帯びた世界の手触りは思い出せる。
迷路のような構造に眩暈を覚えるような思いで読みふけったものも多い。
こうしてみると、ぼくはカズオ・イシグロを好きなんだ。
もういちど読むのは「私を離さないで」か、それとも「日の残り」だろうか。
先月16日、大井川の天然ウナギを「おいしい、おいしい」と一人前食べてくれて、サンチが顔を見せに行き「さようなら」といって、さいごは呼びかけにも答えられなくなって眠るように逝ってしまった。
沖縄、小淵沢、箱根などの旅、寿司屋「翁」、田園はどちらも親方に好かれた。
犬は嫌いだったのに、サンチにあってから「こんなに可愛いものだったのか」といってくれた。
箱根の宿でサンチが隣りに寝てくれたと自慢だった。
92歳の誕生日も迎えられて、孫の結婚式にも間に合った。
バイバイ!ママ!
カズオ・イシグロ氏の御本、読んでみたいです。さへいじさんのご紹介とあらば是非。
お義母さま、逝かれてしまったのですね
いつかは来るとわかっていても 別れは辛いですよね
Saheiziさんは、本当に実のお母様のようにやさしく、親しくなさっていたから 御心落としのご様子想像に難くありませんが、奥様のお寂しさはなおさらだと思います
父も大事なんだけど、母という存在は 例えようがないほど深くて貴重でかけがえのないものですから、、。
でもね、お義母さま、最後の何年かを saheiziさんとそしてサンチとも過ごせて お幸せだったと思いますし、お嬢さんがsaheiziさんのような方に守られていると安心して逝かれたことと思います
よく終わると言うことは よく始めることですから、きっとあちらでもお幸せに暮らされることでしょう
お義母さんは今頃saheiziさんのお祖母ちゃんとか、お母様とお会いになって 楽しく歓談されてるかもしれませんね
Saheiziがお世話になりました、、とか
いえいえこちらこそ お世話になったのですよ、いいお坊ちゃんで、、とか 笑
ご冥福をお祈りしています
昨日の旅立ちでしたか・・・。
お義母さんのご冥福をお祈りいたします。
サンチが一緒に寝てくれて、会いに行ってくれて、天然ウナギも食べて眠るように・・・。
皆さまに、感謝一杯での旅立ちだったと思います。
奥さま共々、ご自愛下さいますように。
何度も優しい言葉をかけ、手を握ってこられたsaheijiさん。
親孝行、なさいましたね。
カズオ イシグロ受賞のニュースを私も喜びました。
日の名残り、珍しく何度も読んだ一冊です。
彼の白熱教室も良かったですね。
仕方のない事とはいえ人がなくなるのは辛いものです
自分の年が上がるほどそれを感じます
お義母さまは温かいご家族に見守られ
満足しておられたと思います 心よりご冥福をお祈りします
奥様 saheiziさんご家族の皆さまご自愛くださいますように
あちらの彼らの会話、想像したことはなかったけれど、おもしろそうですね。
義母はきっと自慢して実母や亡妻は焼きもちを焼いているかもしれないなあ。
「そんなところに連れて行ってもらったの?」なんて。
そして「イイおぼっちやんなんてとんでもない!」。
去年の暮れには近所の寿司屋に車椅子できて驚くほど健啖ぶりを発揮したのが嘘みたいな儚さを感じます。
その寿司屋の親方も病気で休業中なのです。
儚いね。
フラフラしながら葬儀などの準備をしています、それが悲しみを紛らわしてくれているようです。
親孝行のつもりでしたが、いよいよダメになると私が呼びかけても目を開かず、カミさんや義兄が呼ぶと一生懸命目を開くのです。
肉親というのは凄いですね。
白熱教室走りませんでした。
さびしいですね。。。
里帰りから戻った晩です。
様々なことが胸を去来して、目がさえてしまって。
カズオ・イシグロは『私を離さないで』しか読んでいませんので、ほかのものも読んでみようと思います。
ご冥福をお祈りいたします。
ご家族みんなに愛されていたお義母さん、きっと空の上で
今度はみんなを見守ってくださることと思います。
奥様ともどもご自愛ください。
カズオ・イシグロ、好きな作家ですが、私には少々読みづらい
かな。
月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。ということを感じます。