第二部も読みたいけれど 村上春樹「騎士団長殺し 第一部顕れるイデア編」
2017年 09月 24日
ふと気が向いて図書館に予約、、ここまで書いたところで、スマホに電話がかかってきた。
なんと図書館からじゃないか、「そろそろ、人工知能の真実を話そう」の返却期限が来ていると(遠慮がちに)催促する電話だ。
読みかけてめんどくさくなって放り出したままだった、ごめん!
ふと気が向いて「騎士団長殺し」を図書館に予約して忘れたころに順番が回ってきたのだった。
騎士団長とはモツアルトの歌劇「ドンジョバンニ」の冒頭で殺されるヒロインの父親だ。
昨日も書いたが、映画や古本屋街散歩の誘惑を断ち切って帰宅して、この小説を読もうとしてラジオをつけたら「ドンジョバンニ」が始まった。
なんか共時的な出来事が起きるのは、この小説の磁力なのか。
不思議な出来事が起きる小説なのだ。
人間などが入り込めない穴の中から鈴の音が聞こえて、掘ってみると仏具とも思える鈴があった。
ユーモラスな「イデア」が絵の中の騎士団長に「化体」して顕現し、深遠そうなことをへんな日本語でしゃべる。
ぼくは釣られて「モンクスミュージック」なんてCDをアマゾンに注文してしまったぜ。
いくつかのエピソードや登場人物がどう関連してくるのか?
いよいよ佳境に入るかというところで第一部のおしまい。
どうしてか、第二部を予約してなかった。
予約したら、980人待ち、何年先に届くのか。
第二部も読みたいけれど新本を買って読む気になるほどではない。
古本屋を歩く時に気をつけていよう。
ポインターが吠えて駆け寄ってきた。
なかはギター、ライフル、ピストル、写真、ウエスタン関連の物が壁やテーブルに所狭しとおかれてある。
マスターは正面の客用の椅子にふんぞり返って大相撲のテレビ中継を見ていた。
ブーツを履いた騎士団長が出てくるかと思った。
素敵な色が好きです。
ドラマティックですね、ワクワクします。
それに奥様の絵がまたまた素敵、想像力が豊富でなければ描けないえですね。
静かですがとても幸せな気持になる絵です。
色使いがとってもいいですね。
ウエスタンクラブは好きな人は好きな人は好き嫌いな人は嫌いでしょうね、、、