のびよ若手 第458回花形演芸会
2017年 07月 23日
納豆と卵をかき混ぜて、茄子とカボチャの味噌汁、鮭を焼いて、糠漬けとトマト。
ごはんのお代わりなんていつ以来だろう。
久しぶりといえば、日が陰って風が強い。
温度は30度なのに涼しく感じる。
エアコンをつけずに窓からの風を聴きモツアルトを聴いている。
これで雨が降れば言うことなし、おっと、秋田ではHさんの家のお墓が冠水した由、迂闊なことは言えない、早ぐそっちさ雨をこっちさもってこ。。
上着を着るのは暑いので頭からかぶるようにして日差しを防いで会場に逃げ込んだ。
去年の入賞者は↑今日の出演者は↓
天歌「言うな!」
レギュラー出演者ではない。
ちょっと困る笑い(笑えない)のセンス。
圓満「豊竹屋」
この人もレギュラーにあらず。
若いのに渋すぎ。
ストレート松浦「ジャグリング」
どれも凄ワザなんだが、きれいすぎてかえって当たり前に見えちゃう。
それではならじと、しょっちゅう拍手を促す。
嫌味がないから、それも芸の内といえるギリギリのところ。
入賞をめざせ。
たま「軽業講釈」
不振の大阪繁盛亭のマーケティングリサーチをやった(京大経済出身が売り)、その一端を披露。
いちど繁盛亭に来た人が二度来る確率は23%、おもろかった思う人がくる。
それが三度来るのは87%、はじめおもろくて、二度目おもろなかった、どっちがほんとか確かめに来る。
三度が四度になるのは30パーセント、四度来た人が十回来るのは100パーセント。
指定席や前の席で観た人の方がリピートする。
いろいろ苦労してリポートをまとめたけれど「邪魔くさい」思うんやろな、無視された、わたしは上方落語協会の前川事務次官です。
蓆を囲っただけで青天井の講釈師の小屋と軽業の小屋が隣り合わせ。
講釈の先生が佳境に入ると隣りの軽業のお囃子がうるさくて話が聞こえなくなる。
それをなんども繰り返し、こんどは軽業小屋の様子を形態模写、指で綱渡りの足の様子を見せたり、、大声で才気を感じさせ(由美子はんの真似などをスルっと入れ込むと大喜びするおばさんたち)、しつこくて、、おもろい。
大賞候補だろう。
歌之介「竜馬伝」
隣りの、よく笑う天真爛漫なおじさんの笑い声がひときわ高まった。
陽・昇「漫才」
秋田出身の陽のボケがリズムをつかんでからが面白かった。
ことしは金賞をめざす。
志ん陽「船徳」
丸っこい風貌そのままの柔らかな話ぶり、石垣に刺さった棹や傘の先に赤とんぼ、風流だなあなどというギャグは自前か。
わがままな若旦那・徳さんが切れて客をどやしつけたり、もう「いやだあ~!」と投げ出す感じはよく出ていた。
ぼくはこの人好きだな。
この間ぶらり旅で入った飯田の居酒屋ではちゃんと歌えたのに、前回に引き続き声が出ない。
情けなくなったが3曲目の灰田勝彦「野球小僧」「アルプスの牧場」でようやく歌らしくなり(ヨーデルはよーでない)べそをかくまでには至らなかった。
近所の公園で盆踊りがあったようで、客が入って来たのを潮に退散。
立ち飲み屋があちこちに開店、果たしてそのうちどれだけが生き残るか。
これを梟通信の看板に、、、
まあ、いつもの野菜スープとトーストにヨーグルトというのもうまいのですがね。
松浦は凄いですね。
大道芸をしないで寄席一本とか、応援しましょう。
タチアオイがみるかげがなくなったら、本格的な夏だそうです。