ゴッホとゴーギャン、櫟野寺の大観音、佐賀県・長崎県展、三茶の銭湯、焼き大根、初冬の東京を満喫
2016年 12月 10日
修理代が浮いたから本が買える、居酒屋に行ける、と軽佻浮薄也。
二人の天才の友情と相克、芸術家の友情の哀れを感じた。
田園風景の広がるモンマルトルの丘(ゴッホ)を離れて南仏の自然を求めた二人、さらにタヒチまで行き、そこでなお追いかけてくる文明の影をみた(「タヒチの三人」など)ゴーギャン。
「アリスカンの並木路 アルル」などに描かれた落ち葉で赤くなった路と今俺が日々味わっている東京の黄紅葉、連日報道されるパリの大気汚染、脈絡もなく地球の営みとそこに生きる人類のありようを感じた。
日本最大(丈六)坐仏観音、それを取り巻く20体の仏像。
仏たちが甲賀の隠里からこんなところに引っ張り出されてきて、手も合わせずにじろじろみる人どもに囲まれて、いったい何を思っているのだろうとちょいとお気の毒になった。
まして明治初期に日本に渡ってきた、たった30粒のタネから育ったことを知るにおいておや。
かなり疲れていたが、久しぶりの上野公園だからずっと歩いていきたい。
みんな笑顔。
どこかで風呂に入らなければならない。
三軒茶屋で「駒の湯」に入り、脱衣所で朴大統領のやつれた顔をみる。
俱利伽羅紋々の若者は元気そうに水風呂に入って、途端に縮んでいた。
「佐平次さんに食べてほしいものがある」と出してくれたのが「焼き大根」。
徳島の(ちょいと高いけど)好い大根を使うこと、たっぷりめのごま油でゆっくり(切れ目をいれて片面10分くらい)焼いて、上に散らすのは葱じゃだめで(匂いや味が強い)分葱にする、大根おろしには普通の大根でもいい、カツ節も振りかけて、醤油はお好みで。
なるほど、うめえ!日本をユートピアと思っていたゴッホも知らない味だろう。
東京には階段が多すぎる!
地下鉄半蔵門線駒沢学園前駅、渋谷駅でのJRへの乗り換え、上野駅、東京都美術館、東京国立博物館(ここのトイレと言ったら急な階段を地下まで、降りるのだ)、不忍池へ、上野広小路駅、三軒茶屋駅の乗降、桜新町駅、どこも一回では済まないいくつかの階段を降りたり昇ったり、ちょっと勘定しても500段近い。
山寺の頂上までの半分!それも味もそっけもない昇り降りだ。
14000歩の歩数もさることながら、階段の昇り降りでかなり疲れた。
東京を楽しめるのもあと何年か。
田舎の坂と違う坂ですね
東京を何年楽しめるかってですか
最低でも10年は大丈夫ですね
とはいえエスカレーターはあまり使わないのです、そうか、エスカレーターやエレベーターを使えばもう少し年をとっても大丈夫かな^^。
ただ降りるときに転がらないように。。骨折が怖い。
体はほんの少しのきつさを持続すると。。体も順応して?
老化も防げる?後は気の持ちよう?
(なんか?マークばっかり書いてしまいました)
ゆっくり腰を据えて、じっくり焼かないと美味しくないみたいなので、
明日以降の夕食にしよう、と方向転換しました。
一晩干した大根で作るという方法もあるようで、面白そうです。
また、報告します^_^/
まだまだエスカレーターなどに頼らないのはそのせいかもしれない。
でも明らかに去年より疲れがひどい。
?をやらなきゃもっとひどくなる?
ほんと、階段昇降どれくらいしたのか?
でも、昨年は歩けなかっただろうなと思いながら^^;
気遣ってもらっても、やはり疲れたので、ばあさまはゆっくり自分のペースで歩くのがいいなと思った。
ちょっと疲れたから岩波ホールに行きたいと話したら、半日でも鎌倉散歩しようと言うことになり、それはそれで楽しかったけどしばらく筋肉痛でした^^;
トイレが地下なんて最悪ですね。
仏像はその寺院で見るもので、貸し出したホールで見せるというのは邪道の様な気がしますが。
利用者の多くが老人なのですから考える必要があると思いました。
仏像はあるべきところで拝む、または静かに鑑賞するのが本当でしょうね。
お寺の改修のためにあちこち疎開しているのかな。
ことしもいろいろありましたね。日本最大の丈六坐仏の櫟野寺(らの秘仏を観音国立博物館で観て感激しました。
「ゴッホとゴーギャン展」では、ゴッホとゴーギャンの共同生活に関係して、ゴッホとゴーギャンの作品を比べながら見ていくと、二人の画風の違いがよくわかり、いろいろ興味深い発見もいくつかありました。
私はゴッホとゴーギャンの共同生活が生み出した成果と共同生活の破たんの原因についてレポートしてみました。 そこからゴッホ絵画の凄さを改めて考察してみました。読んでいただけると嬉しいです。ご意見・ご感想などコメントをいただけると感謝いたします。