アコーデイオンの音に送られて亀戸天神の藤をみて風呂にも入らず酒を呑んだ
2016年 04月 29日
別館の1階が全フロア、スポーツブランドの店になっているのは壮観だった。
迷うほどもなく、会場の「自然食カフェ すぴか」に着いた。
店主の直美さんとリエちゃんがパソコンのモニターをセットしている。
「オーラソーマ」といって、このなかのどれを選ぶかでその人の性格や運命が分かるとか。
俺はそういうの恐くていやなの、どうせいいこと言われっこない。
と、そういう反応もすでに判定要素なのかな。
男性は駒ケ根からみえた鍵盤ハーモニカ(ケンハモ)奏者の夏秋文彦さん、今日は何曲かを合奏していただけるらしい。
シャンソンばかりでなく、ジプシーのジャズマヌーシュ、タンゴ、ジャズなど20曲ばかりを弾いてくれる。
間にパリの有機食品の店とかリエちゃんが手伝いがてら遊びに行ったワイナリーの様子、彼女が住んでいる街(芸術家村)の楽し気な日々などの映像を見せてくれたり、アコーデイオンの構造や種類についての話も交えて。
夏秋さんのケンハモ、ジャズのアドリブのように演奏するのがとても楽しい。
訊けばケンハモのプロはほとんどいない由。
そこをいろんな人が行きかう、ときどき立ち止まって店内をのぞき込む人もいたり。
いろんなビルを勝手に建てている。
箱庭のような境内の藤は咲き初め、池の中を亀が泳ぎ、大きな鳥はアオサギだろうか。
子どもたちの受験の時に亡母がここのウソを買ってきてくれたっけ。
そのときこの店で「卵かけご飯」を食おうじゃないか、となって玄関で案内を乞うてその旨をつげたところ、なんとお帳場みたいな部屋でほんとうに卵かけご飯をご馳走してくれた。
ああ、あの御恩返しをしてないなあ。
黄昏、今日はご飯いらない、といって出てきた。
みんなでワイワイやるのはいいが、独り家の遠くで呑むのが億劫になってきた、今日この頃。
「はじめ」はない。
思案六法を踏んで地下鉄に乗り込み、桜新町を通り越して用賀へ。
何はともあれ銭湯と栄湯に入ったら、番台の女将さんが「主人が具合が悪くなって病院に運んだばかり、今日はもう閉めます」という。
「お大事に」と言って歩き始めたものの、さてどうしようか。
用賀に出たのは、「しらいし」が頭にあったのだけど、不浄の身体で行っていいものか。
風呂屋の主人の病気は警告かもしれない、今日は早く帰れよって。
それじゃ、その辺で蕎麦でも食って帰ろうか。
どうもどこにも入る気になれない、すでに頭が「しらいし」モードになっている。
カミさんに「これるか」とメールしてみると「残念!お弁当買ってしまった」。
というわけで一人で軽くやりましたとさ。
この辺りは私の育った場所の近くです。
http://sorairo02.exblog.jp/17455530/
亀戸天神は小学校の写生会でよく歩いて行きました。
錦糸町には毎週出る予定があるので、今度「すぴか」に寄ってみようかな(^^ゞ
思い立って一年だけでも頑張ってみようとパリにわたってもう14年、すっかりパリの街に溶け込んでいるようで嬉しかったです。
いつも表だけでおしまいにしています、今度はもっと裏道を探して歩こうと思います。
統合になった学校にもぶつかるかも。
書は、ちょっと頑張りすぎかな…
ともあれ、酒は名前より中身が大切!
奥様に「これるか」とメールを送るsaheiziさんが、いい味です。
お弁当を買った奥様、との小さなすれ違い…
渋い短編小説のようですね。
一人で食べるお弁当!私は好きですね(^_^)
これは常温で飲んだのだったか、旨かったですよ。
前日の店で聞いた「責め」の説明がまるで間違っていたことも知りました。
知らないなら知らないと言えばいいのに、無理に何か言おうとするから馬脚が現れました。
カミさんが用事を済ませて買ってきた有機食材の店の弁当、けっこううまいのです。
今日はめでたく我が家飯でした^^。
もまれて、4月29日に藤棚を見物したときは満開を過ぎていた
ような記憶があります。今年は遅いのですね。亀も日向ぼっこして
いませんね。やはり寒かったせいでしょうか。
日に日に。
銭湯のうちには改装をして若者も来やすいようにしているところもないじゃないですが、ほとんどは日々の清掃ですら行き届かなくなっている老夫婦がやっているようなのをはじめ、青息吐息ですね。
一方で年寄りの一人ぐらしは自宅で風呂を沸かすより銭湯に行きたい、そこで知り合いと挨拶くらいはしたい。
なんとかならないものかなあ。
それと熊本の状況次第では宛先が留守とかいろいろあって、届けられないというときに、配達業者が電話することもあるかな、と思いました。
まあ、よく考えればなくてもいいかな。
明日、送ります。
郵便番号は日本郵便で送らなければいらないかもしれない。