くりかえし引き継がれていく親子の喜び
2016年 03月 08日
「サッカーやるの?」
「うん!そのためにがんばったんだもの」
「勉強も?」
「うん!一番になる!」
「今したいことは?」
「本を読みたい、めちゃくちゃ読みたい、なに読んだらいいか教えて!」
目をキラキラさせて、そういいながら、親方が目を丸くするほど次から次へと食った。
それはもう食べたじゃないか、といっても覚えていないくらい、夢中になって食った。
友達と仲良く映ってる、嬉しそうに映ってる。
子供たち(孫の父母)の子供のころを思い出す。
こんなレコードを繰返し聞いて部屋のなかをエラそうに行進していたユイのパパ。
そのあとをいっぱし仲間のように澄ましてついていったタイちゃんのママ。
まず祖母の歌から。
受験入学ことなくすみし孫を思ひほのぼのと行く花の下道
いかにして今宵一夜をあかさましあすは勝敗わかるはずなり
他にもいくつも俺の受験を歌っている。
いまさらながらありがとう。
春の潮わが生れし国杳(よう)として
フリージヤ嫁ぎゆく娘の項剃る
娘(孫娘)はタイちゃんの母、長男の結婚式にも出席したけれど、孫(ひ孫)たちの誕生は見られなかった。
まいあさ、お願いばっかりで申し訳ないね。
どうぞお気をつけて!
サンチを置いていくのがつらい。
じゃぁ、こっちまでおいでませ!