お正月特集 佐平次の南紀紀行・おすそ分け
2006年 01月 02日
根来寺・大門には人懐っこいノラネコが何匹か 携帯を向けると寄って来る。近くの御茶屋の客引きに引かれて遅い昼食、「蕎麦750円」を注文したら「鮨もついているから」と。年末特別サービスかと思ってありがたく頂いて勘定したら「定食1500円」でありました。厚化粧のあのオカミ、ネコの化身か?
熊野神社の入り口に水を吐く鶏、酉年でもないのに、妙にリアルな造型でありました。
那智大社境内の片隅に静かに佇む石像 最初キリストかと思った。
”ここは串本、向かいは大島”のその大島の古い港の小路の中ほどの鮨屋でさんま鮨、もちろんマグロもうまかった。初カツオを思わせるような爽やかなマグロ。お父さんが亡くなってからは・といいながらキップのよさそうな女将さん、暮の大量注文を捌くのに大童、玉子焼きや太巻きが机一杯ならべられている。忘れ形見のオジョウちゃん・中学生?もお手伝い。「ここは串本、なんて知らないでしょ?」と聞いたら「まだ小さいころ巡航船は在った」とお母さん。確かに大橋はまだ新しい。
串本のうつぼ君が「おめでとう」と皆さんに伝言です。
田辺の「須賀神社」夕暮れが忍びよって 神さびた何かが漂う。
暮からのクイズの正解 ①根来寺(和歌山)の「不動堂」修法壇 司馬さんはこう言っている
本来、赤というのははげしく主張する色である。が、根来塗の赤は、主張や執着というどぎつさを去ってしまったもので、こういう色はまれに天然のなかに見る。たとえば残照の雲間にふとあらわれてつぎの瞬間には消えるかもしれない赤である。
②熊野速玉大社・神宝館にあった「国宝」のひとつ。
写真の、寿司は、秋刀魚ですか?
色がいいですね。秋刀魚は押し寿司にすると、すぐ色がにごるんですが
いい色ですね。さぞや美味しかったでしょう。
確かに、赤は燃えるような赤もいいのですが、
根来塗りの赤もいいですね。
源氏物語絵巻の、紅葉も、白で下塗りしてから、黄色の中心部を
上塗りするそうですが、人が感じる色を出すには
作家は、大変な工夫をするみたいです。
5年前南紀に行った時、魚の美味しさにに感激したことを思い出しました。
身が固くて、旨みがありました。
さぞや、たくさん召し上がったのでは・・。
さんま寿司、美味しそうですね。それに海の向こうはすぐ四国ではないですか。
拙ブログにも早々にお訪ねくださり、ありがとうございました。新年会でお会いできることをたのしみにしております。今年もよろしくおねがいします。