房総でうまい物を食って楽しい話を聞いて、夜は米朝にお別れを言った
2015年 03月 21日
奈良の大仏をめぐる小噺の連続、
クジラと大仏っあんに立ち上がってもろうて、こう測ったところが、クジラの方が二寸高かったて。カネとクジラで二寸違たてな。「いくらでも」聴いていいるうちに寝てしまった。
(大仏の顔の修理について)今の顔は三度目なんやそうで。もう大丈夫やというんですな。仏の顔も三度というのはこれからきたちゅうくらいなもんで。大仏つあんの話はいくらでもございます。
30分のタイマーをかけているが5分も経たないかもしれない、寝心地のよいマクラなのだ。
それをつまみながらビールで迎え酒。
どうも夕べは俺だけでも7合以上は呑んだようだ。
生卵のみごとなこと、こいつを白いご飯にかけると、あァ、、思いだしてもゴクン。
夫婦そろって働き者で陽気・大らかな人たち。
ふたりが一緒に話をして飲んだり食べたりしながら、助け合っていろいろ魔法を使って3人の客をもてなす。
勝手口に来た野良猫にもおすそ分け(飼うんだって、手術して)。
もてなされる方も勝手知ったる他人の我が家、どんどん勝手にビールを、酒を、焼酎をどこかから持ってくる。
大根おろしを擂ってるから、みんなに配るのかと思ったら一人で食おうとして奥さんから叱られたOさんに大笑い。
いつもは座敷でご馳走になるのだが、今回はキッチンのテーブルで。
それがいかにもお客様扱いでなくほんとうに仲間になったようで殊のほか嬉しかりき。
そんな話を聞いていると、俺の住んできた世界と違う世界がちゃんと根を張ってここにある、と思う。
取り戻してほしいのはこういう日本だ。
朝飯のあと、佐久間湖までドライブ、昼過ぎのローカル線で帰京、ありがとう!また逢おう!
酒盗、さぞかし美味しかったでしょう。ご飯のお代わりをしてしまいそうです。
すべてがうまくてきれいに食いました。
母愛用の鯨尺で、ピシリと打たれた、そんな事を思い出しました。
いや、私が打たれたのではなく、
コラッと、仕立台をピシリと打つ音に、ビクッとしたのです。
どちらかに集中しろ、行儀が悪い、という指導だったのですが、
落語か勉強、どっちに集中するべきだったのか…
私も何だか誰かをおもてなししてみたくなりました。そんな季節なのかな?
私も、昨日は素敵な夕御飯を食べてきました。
山菜がおいしかったです。
今日は両親の墓参りに行って来ました。
もうすぐ桜も開花しそうですね。
米朝は私でも知っています。本当にお疲れさまでした。
まあ、飲むために自制しなくちゃと思いますが。
思えばみんなそうだな。
今年は行ってみたいなあ。
水仙もほとんど終わりでちょっとさびしい、でも静かでイイ気分でしたよ。