風呂さ入ったらいいっちゃ酒抜けっから
2015年 02月 08日
25年前に鬼無里で産声を上げたときに地元にいて下見や送迎など、彼がいなかったらこの会も出来なかった人・Wさんが亡くなって10年。
彼を偲んで、と長野のF君が酒をさげてきてくれた。
みんな、歌がうまい。
こうして大きな画面で見ているとなんでもない歌謡曲もけっこういい歌詞なんだね。
朝風呂に入る。
毎日が日曜日の隠居だが、やはり朝風呂は日曜日に限る、貧乏性なのだ。
ゆっくり手足を伸ばしていたら急に泥鰌が食いたくなった。
20年も前のこと、仙台に独身生活をしていた友人を訪ねて泥鰌鍋を食った。
たっぷり食ってグイグイ飲んでバタンキュー、鴉カーの翌朝、
風呂さ、入ったらいいっちゃ。酒ぬけっから朝寝朝酒、朝泥鰌汁、若かった佳き日、あいつどうしてっかな。
祖母の歌から。
乳と蜜の流るる国へとゐてあるくけものも鳥も幼き者も晩年、伯母の影響で教会に通った祖母、洗礼も受けた。
結論は世にも友にもみづからを犠牲にすべしと聖らの言こんな歌も遺している。
子が病めばそのつどつどに代わらせと祈りし命今も在るなり
玄関は日の入口や寒紅梅もう一句。
寒行上人のやさしき眉に対き合へり
戸隠でお蕎麦が食べられず鬼無里に来てからに移動してから食べたお蕎麦を思い出していた所です。
お焼きもウマいし、桜もきれいだし、いいところです。
長く続く会には秘訣があるのでしょうね。奥様とのなれそめ、イチイの実、さかのぼって拝読し楽しませていただきました。
先日の里帰りで久方ぶりに信州蕎麦を食べました。
飯綱の大久保の茶屋、ご存知でしょうか。
おばあさまの歌、おかあさまの句、しんみりした気持で拝読しました。
子を想う母の気持、胸に迫ります。
大久保の茶屋、いったような気がしますが、満員で別の店だったかもしれないです。どこもうまいですね。
人形町の所以がこのあたりにあった三座の人形を作ったからだという説明版もあります。
人形町聖観音から見た「芳梅」が二枚目の写真です。
いろいろ調べて歩くとなかなか面白い街です。
でもなかなかいかないのが残念です。
夜行列車で、戸隠、鬼無里に通った時期がありました。
パワースポットなどという言葉は無かった時代ですが、
鬼と云う言葉と、戸隠の神域、そして、蕎麦に引き寄せられて、
また、春の山菜、秋の茸に呼ばれる様に、通いました。
あれから、30年、鬼無里も変わったでしょうね…
このお酒「水芭蕉」 知っていますよ(^_-)-☆
ことしあたり頑張って行ってみようかな。
水芭蕉、冷で呑みましたがなかなかコクのある味でした。
うぶけやとか和菓子や、甘酒や、つづらや、、店を冷やかして歩くのが楽しいですね。
かつて人形町末廣という畳敷きの寄席があって私は行ったことがあります。
その跡にひっそりと碑がありますよ。
「百川」や「天災」でおなじみの長谷川町三光新道も、あれ、こんな小さな所?と驚くような佇まいです。
それにしても泥鰌がくいたい!
鯉昇も。
白馬あたりなら適当なマンションもあるのでしょうが。