なぜ二日酔いになったか
2014年 11月 21日
俺は隠居してから「何々部の会」「なんとか高校同窓会」みたいな大勢集まる会合には出ないことにしている。
もともとパーテイ嫌いだし隠居してから経済的事情もこれありだ。
だからボウボウ課に在籍した者の集いにも欠席の返事をした。
往復はがきに所感・近況などを書く欄があったので「あの頃の苦闘は一体なんだったかと、いささか虚しく感じる」みたいなことを書いたのはいつの返事だったか。
そのせいかあらぬか、ことしの集まりの幹事から電話があって、今幹事たちの反省会をやっているが佐平次を囲む会をやりたいという声がある。
これにはぜひ出席しろと。
やれやれ、ずいぶん大物ではないか、もちろん「喜んで」。
久しぶりだから、さいしょは見違えた(幹事は俺を見違えたし)が、乾杯したあとものの数分で記憶・イメージが現実の映像に修正をかけてくれて、逆浦島太郎だ。
フイルムの巻き戻しで懐かしい思い出が噴出する。
ひとりだけがしゃべるのではなくみんなが互いの言葉を聞きあう。
病気、仕事、他人の悪口・噂などの定番話題はなし。
幹事が冗談めかして「酒癖の悪いのは声をかけなかった」というだけのことはある。
ほとんどは忘れていたこと、そんな立派なことやったかい!?
二時間も過ぎると5人づつくらいのかたまりになって席を入れ替わったりしてさしつさされつ。
「あの頃が一番楽しかったなあ!」という声が聞こえる。
それを聞いているうちにあの頃の思い出が急に輝きを帯びてきた。
みんな若かったからな。
会社も苦境にあり仕事もきつく苦しい日々だったけれど、今は楽しい思い出になっている。
それを読んでみんなが俺を励まそうとして集まってくれたのかもしれない。
みんなの佳き思い出にケチをつけてはいけなかった。
ほんらい励ます立場にいるはずの俺が励まされてしまった。
でも、うれしかった。
それが二日酔いの原因。
こういう空の色が大好きです。
二日酔いの頭に気持ちの佳い朝日でした。
下戸の所為でもありますが、私は一切の飲み会食べ会をquit、付き合いの悪い奴で通しております。
唯一例外はもうけてあります。自分の核になってる高校のクラスです。
それとは別に、たった今の朗読や笛の仲間…一緒に表現活動をする以上、深く知り合っとかないと作品がバラバラ事件ですからね。
だとしたら、いやなものだと思いますが、それを覚語で
飲むのですから、その「飲み」がどれほど楽しいかという
ことですね。楽しい時間を過ごされて、おめでと〜♪
昔がんばったご褒美の旨酒。良いですね〜
楽しい二日酔いも、たまにはいいですね。
私は、あまり仲間がいないので、羨ましいです。
そういえば、自分も隠遁生活だと、ということに気づきました。また、これからも、よろしくお願いします。
歳をとってからはそんなに飲まないので二日酔いと言って痛みくも痒くもない、ああ、まだ酒が残っているなあ、という程度ですよ。
気力体力はいささか減退しますが^^。
単純也^^。
いくつもの組織を渡りあるいてきましたが一向にそう言う事をしない組織もあります。私以外の人がやってるのかもしれないですが。
苦あれば楽ありですね。
こちらこそよろしくね。
過日、同様の集まりに参加しましたので、よく解かります。
来年もやろうとメールが来たのがまた嬉し、一年頑張ってイキテコ。
少し救われました。