亀の手、クサヤ、ウツボ、笹塚の三宅島で『ムスメ』と食ったのさ
2014年 08月 19日
そういうときは俺が間違っている、はず。
だが「久しぶりに逢って懐かしいなあ」という俺の気持ちは間違っていない。
この近くに引っ越してきたNちゃんが教えてくれた三宅島の店「ばんやしおさい」@笹塚。
名前や入口の風情にはそそられるものがあったが、歩いてみるとがっかり、チェーン店ばかり。
救いは紀伊国屋書店があったこと。
後から美容院の女の子が声をかけてきた。
Nちゃんの歩く姿を見て「ショートカットの似合うおしゃれな方」を探していた、とのこと。
モデルにでもするのかな、「料金はこっちがもらうんだな」といったら笑ってた。
「カツオ、タイ、アジの刺し盛り」は期待にそぐわず、話も箸も進む。
酒は三宅島の焼酎をロックで。
「生野菜と鳥みそ」もいい。
だが、やっぱり三宅島まで来てこういうのばかりではつまらない。
食い方を教えてくれる六さんがいないので、手に取って押してみたらチュッと汁が飛ぶ。
皮を割いて楊枝で中身を引っ張り出して食う。
Nちゃんは、癖になりそうと言って次から次へ口に入れているが、俺はまあそれほどでもない。
店の人が来たので食い方を訊いてみたら、やって見せてくれて、最初から訊くんだった。
簡単に食えるとなると結構いけるのだが、その時は既にほとんどなくなっていた。
昔は厨房で焼いているだけで店ン中が大変だったのに、この子は鼻を近づけてやっと、そういえばクサヤかなあ。
味の方はまあまあ。
食ってばかりいたんじゃなくて、話も盛り上がる。
ってか、日本の将来を憂えて盛り下がる。
若者たちが将来に希望が持てないばかりか不安ばかりだとアラフォー代表。
そういう状況で若者たちが白けきっている。
Nちゃんが秘密保護法反対のデモに行ったら「捕まっちゃうよ」とか「なんであんなとこに行くの」、ほとんど変人扱いだったという。
もうひとり声をかけた人はぎっくり腰だとかで二人で逢瀬を楽しんだってわけさ。
「タグづけしていい?」、なんのこと?
説明されても分かるもんじゃない。
スマホで「東京の父と久しぶりに呑んでます」というキャプションで料理の写真をアップしたのを見せてくれる。
「テヘ、父だってよ!」イイ気持で家に帰ってみたら、ふくよかさんやGINSUISENさんが「イイネ!」をくれていた、はやっ!
けさになったら俺の知らないNちゃんの友だちで亀の手談義が盛り上がっている。
大したもんじゃないか!俺もタグをつけられたんだカンナ。
こんどスマホを見に行きましょと”娘”がメールをくれた。
亀の手ってどんなお味でしょう?蟹みたいな?海老のような?
貝っぽいのかな?
昔 東京の親戚の家ではじめてクサヤを知った時 その臭い
衝撃的でした 叔母にご近所にご挨拶して来なさいと言われ
今からクサヤ焼きますと触れ回らされ恥ずかしくもありました
今は神戸大丸で 時々買っては懐かしんでいます
今はクサヤもあの物凄いのは作らないようになったと言いますね。
うふふ。
ま、話のタネに^^。
もう一度どこかで挑戦してみるかな。
彼女が来日したときなんかいいですね。
スマホね、行きましょ行きましょ、私はガラケーで満足してるんだけどなあ^^。
アディオス・パンパミーヤは、使わせてもらいます。
でも、うまいので(笑)
私の夏の好物に茗荷があります。あの独特の匂いも人によってはダメなのかも。
納豆もそうですが、匂いって本当にいろいろありますね。
私は食べなかったなあ、食べられないというより食べなかったのです^^。