ミミズになるなよ学生アルバイター エリック・シュローサー「ファストフードが世界を食いつくす」
2014年 08月 02日
そうだ、このあたりに蕎麦屋のウマいのがあったはずと歩き始めたら、熱気に膨れそうになった頭の中を地蔵通りの「ソウル」にランチを食いに行ったあの頃の俺の姿がよぎる。
あの店も地下鉄を出てクア~ッと炙られながら通ったのだ。
豚キムチ、うまかったなあ、やさしかったなあ、オカアサン、ずっと同じようにこうして昼になれば来れると思っていたのに、、
なんだかとてつもなく遠いところに来てしまったような隠居也。
じりじりと炙られてくらくら(しそうな気が)する。
ミミズになったような気分。
ちょっと向こうの畑まで、そんなつもりで道を横切ろうとしたミミズ。
のたくりはじめたときは山陰にあった太陽がぐんぐん上ってきて身体じゅうの液体を蒸発させ始める。
ミミズは熱中症どころか干からびて漢方薬になっちまう。
隠居の干からびたのなんて薬にもならねえ!さっさと近くの店に飛び込んだ。
ああ、ソウル恋しや、ほうやれほ。
未熟練、低廉、無知、従順、代替自由、、な労働力こそ彼らの競争力の支えだ。
彼らは人間として雇われるのではなく機械やマニュアルの補助装置として必要なのだ。
そういうところで頑張って、いずれは一人前の社会人になって、いい家庭を築いて、、いろんな夢を抱いて働く学生たちはミミズにならないように気をつけたまへ。
向こう側に渡る前に会社から最後の液体までも搾り取られて干からびないように。
食いつくされるのは、世界、世界のすべてだ。
資源、環境、人間味あふれる経営、政府の権力、農業、健康、、その貪欲な食欲の先にあるのが学生労働力なのだ。
組合をつくるなんてとんでもない!
彼らは組合とか労働者の権利をないがしろにするためにはライヴァルグループ同士が結束して影響力のすべてを行使する。
司法だって安心して頼れない。
諸君、気をつけて頑張るんだぞ。
草思社文庫
は、「山椒大夫」ですね。
今回の 「ほうれやほ」 とか
wawaさんの所で見かけた 「誰が風を見たでしょう」 とか
saheiziさんの、言葉の端々に、私のセンサーが反応するのは
何故なのだろう、と深く感動します。
楽しいです。
汚いやり口はアメリカも日本も似たようなものですね。
ハンバーガー屋も牛どん店も、若いアルバイターにマニュアル通りの作業と強いて、人を人とも思わない過酷な労働を押し付け、嫌なら辞めて結構、どんどん回転すればいいと思っている。
食材の問題もありますし、ファストフード店について社会的問題として見直すべき時期がきた、ということでしょう。
サンチ「猫じゃらしは俗称で,本当はエノコログサ(狗尾草)と言うんだい」
そう思い込んで育ちました。
マックをいちど勉強のために食べてどうしてこれが、と不思議でした。
幼児の頃から刷り込みをして味覚まで狂わせる、肥満児や障害の多い大人が育つわけです。
丁度今日「すき家の第三者委員会報告書」を読んでいて気分が悪くなりました…
一部のピックアップのアンケートの回収率も低く、不記載も多かったとか…
形だけの調査ですね…これで良くなる??
企業理念・使命を掲げても無きがごとき…砂上の楼閣…虚しいです…
労働環境が悪いのはすき家だけではないですね…
日本の大企業はどこも青息吐息…総崩れです(ため息
>安寿こいしや、ほうやれほ…◎(笑
地下では土壌を整え次世代の植物を育むエネルギーを作る王者、手足もなく目も無い、自身の生きる場所を、役割を忘れなければ災いは起らない.人間は複雑すぎますね!!
学業もままならず、就職の勉強もできないではありませんか。ひどい話で胸が痛みます。
けっきょく長い目で見たら自分の喉を閉めているのですが。
若者を消耗品として扱う国に将来はないと知るべきですね。
行っても昼休み時は満員だったでしょう。
思わずググってしまいました^o^
夜間学校に通う為に、キツイ仕事を何件か経験いたしましたが、私の経験なんて序の口…
ブラック企業の実態に愕然とします。
「ブラックとかホワイトとか中味も定義もそれぞれだからブラックと云うレッテルを貼られるのは不本意だ」と、すき家の社長が腐った魚みたいな目で語ってました。
私には人間に見えませんでした。
一度読んでみようかな。
寝小便に効くと言ったような気がします。
いま調べたら脳血栓にもいいのだとか、冗談じゃなくなってきました^^。
すき家とかなんだとかアメリカ人に似てきましたね。
東京に住む私も大きな意味の搾取の片棒を担いでいると思えば情けなくなります。