銭湯で考えたこと ついで行進曲はもう止めよう
2014年 03月 13日
年寄りに年12枚、区内の入浴券をくれる(申し込む)のだが、去年はほとんど行かないまま3月で期限切れ。
急にケチな根性がむくむく、行ってみると、ああ、やっぱりいい気持。
家から歩いていける範囲の銭湯がもともと少ないうえに電話しても「この電話は使われておりません」、廃業が多い。
昨日は環七の「ノザワランド」。
イエ!名前は分からないけれどよく来るお婆さんで、、親切なお客さんが今支えてくれているのです、、すぐに、救急車の止まる気配、どやどやと隣の女性風呂の方に入っていく様子。
露天風呂にも入ってさっぱり、身体を拭いていると再びとなりで、
でもよかったねえ。どうやら元気になって戻って来たらしい。
早く気がついてもらって、お湯の中に沈んだら大変だったよね。
みなさんがいろいろお世話したんですよ。
ロビーで水を(水の方がいいよ、と女将さん)飲みながら元気に「明日は来てもイイかな」と尋ねている。
どうぞ、ただのぼせないように段に座ってお乳の上は外に出して入ってね。首まで入るとのぼせるから。歩いて銭湯に来て皆さんと話をしたり体を伸ばしたり、、とてもいいんだからネ。いろいろくどいくらいに念を押す女将さん。
そうだね、ここから上は出してね、、ここに来たいんだもの、ここが好きなの、帰りにサミットによって、、みなさんに忘れられないのが嬉しい、、あとで女将さんが言うには
90近いんじゃないかしら。一人暮らし。
これで2度目、、でも早い時間だから知りあいが多くてよかった、、遅い時間だと若い人たちは知らん顔だから、、多いのよ、こういうこと、私、救急車に電話するのがうまくなっちゃった。
ロビーでしばし休む。
大相撲を見ているおじいさんたちと一緒。
観るともなく聞くともなくぼんやり座っているとゆったりした心が戻ってくる。
そうなんだ、これが大事なんだ。
俺は銭湯も読書も落語も食うのも飲むのも、、ゆっくりしようと急ぐ。
効率的にゆっくりしようとして、、つまりゆっくりできない。
風呂から出たってテキパキ身じまいをしてさっさと外に出てあっちこっちと町を歩いて、効率的にいろんな店を冷やかして帰宅する、、ふ~っ。
ついで行進曲をやっているとミスが多くなる。
なんのついでか分からなくなる。
けっきょくなんのついでもできなくなる。
汗が収まるように心の揺れ・波も収まってくる。
番台の女将さん、だらしなく座ってテレビを見るオヤジ、聞いたそばから忘れてしまうようなラチもない会話、汚れた古い週刊誌、何かのポスター、、そういったもろもろをやさしく見ている。
こんな瞬間をできるだけ増やすこと!
効率的に、ついでに、じゃなく。
何の曲だろう?
でも
よい女将さんですね。
今日もスマイル
落語の世界の様な日常生活がちらり!ついで,ついでの行動には笑ってしまう。私も2本しかない手で、幾つもものをもとうとして、夫に「一諸に持たない、一つづつにしなさい!!」と笑われた。
鳩のオンパレード、本当に五線紙だったら歌えたかも。
差し当たってーーファラレーーの歌ですね.
いいお話、、、
銭湯ってコミュニテイだもんね
独り暮らしのおばあちゃんが唯一 人の体温とふれあえる場所
一言二言言葉が交わせる場所
こういう場所って大事ですよね
ずーっとあってほしいです
独り暮らしのおじいちゃんおばあちゃんがいる限り、
笑 最近私も同じこと考えてました
のんびりしててものんびりしてることの罪悪感がストレスになったりする
私は基本的 怠け者なんで結構得意なんですよ
ダラダラのんびりするの
でも時々忙しく動いてる回りを見てチクリと心が痛むことがあり、、苦笑
よっしゃーーーーー!
Saheizi さんも言ってることだし、おおいにだらだらのんびりしましょーーー!
ついでに死んでやるかあ^^。
年寄りばかりじゃなくて格差社会で苦しむ若者だって必要です。
それにしても、のんびりしようね。
世界が宇宙がどうなろうとも一日や二日でどうなるわけでもないしさ。
それはダイエットと、そのあとの酒の付き合いに備えているようで、あまりリラックスしてなかったなあ。
今日は能楽堂でのんびりして帰りにいつもの居酒屋でバカ話をして帰りましたよ。
楽しむことを求めるのではなく、終わってみたら楽しかったみたいな。
自分で自分の体洗うのさえ面倒くさいので、他人に洗ってもらったほうが楽なのです。
こんなにズボラな私には、効率よくテキパキとなんて、夢のまた夢の話です。
「ボッシュ」や「水尾」などまねして、人生の彩りに加えております。
当方、昨年からブログを始めてちょいちょい拝見しております。もちろん初投稿です。
今年の6月に65歳になるので、入浴券の恩恵になんて思った私が
バカでした。65歳でも70歳でも同じだと思うのですが……。
ガックシ~^^。
家から、5分内に銭湯が2軒あります。
さっそく行って来よう。
頭とか背中を人に洗ってもらうのはいい気持ですね。
そちらのブログ、拝見したいなあ。
手ぶらセットなんてのもありますが。
3月末の年齢なのかな。
以前、能の仲間の女性たちと銭湯プラス「ソウル」(韓国料理店)という企画をしましたがみなさん喜んでいましたよ。
saheiziさんのお答えをうかがって、何か、話がかみあっていないなと
思い、調べました。
そうしたら、一つ新しい事実が。
な、なんと、入浴券の配布の年齢が世田谷区と北区では違っていたのですよ。
世田谷区は65歳から。北区は70歳。
ちなみに、いくつか調べてみました。豊島区、文京区、船橋市が65歳。
あと、一人暮らしの方とか、民生委員のところにとか、
微妙に制限があるのです。
何が「お年寄りを大切に」だと、怒ってもしょうがないですね。
銭湯に入って、ゆったりした気持ちで、臨みましょう。
うちは1日に使えるお湯の量が決まっているので、たまにお風呂に入るときも腰湯とか腹湯くらいしかできません。一時帰国で久しぶりに首までつかると慣れないせいか息苦しくて、とてもじゃないけれど長湯できず‥‥。お湯の温度も熱めですし、「お乳の上は外に出して」というのは確かに理にかなっているかもしれませんね。
浴槽に小さな腰掛を置いたらいいとか、都心部では狭い風呂しか入れないから郊外に安い土地を買って広い浴槽を造れ、ほら、こんなところに、と土地の売買広告を切り抜いたのを見せてくれた、面白い医者でしたよ。