ソウルにたどり着くまでの放浪記 映画「10人の泥棒たち」

一昨日、「ソウル」に行くまでの放浪記。
渋谷で観た映画は


特別版とかでシニア適用ならず1800円、138分、中国語と韓国語、ときに日本語も乱れ飛ぶ映画らしいが吹き替えなので全部日本語、ギャング映画みたいなのは字幕の方が役者たちの味が出て面白いような気がする。
毎朝の海外ニュースで美人アナがにこやかにしゃべっていても声は同時通訳、勝手に美女の声を想像している。
するとたまに、ちょっとだけ原音が漏れたりして、それが顔に似あわない野太い声だったりする。

裏切り?泥棒だものなんでもするさ。
と言いながら愛や恋は本物?
お互いを信じないまま、信じていなければ出来っこないカジノ破り。
見ている方がこんぐらかっちゃう。
スリル・スピードを楽しむんだが途中でトイレに行きたくなって往生、入場直前に喉が渇いてアイスコーヒーを氷まで呑み尽した報いナリ。
ソウルにたどり着くまでの放浪記 映画「10人の泥棒たち」_e0016828_1163081.jpg
渋谷から飯田橋へ。
古本屋でミステリと古代史の本を買う。
なんども来ているけれど素通りしている築土八幡神社にお参りする。
庚申塔に彫られているのが雌雄の猿、お互いに桃の実をもって相手に差しだしている。
不老長寿・夫婦円満の桃の実、神仙思想・道教の流れか。
ソウルにたどり着くまでの放浪記 映画「10人の泥棒たち」_e0016828_1122898.jpg
上を向いて、、狛犬君。
ソウルにたどり着くまでの放浪記 映画「10人の泥棒たち」_e0016828_11361991.jpg

ソウルにたどり着くまでの放浪記 映画「10人の泥棒たち」_e0016828_11232181.jpg
本多横丁の脇の路地を歩く。
30年近く前、とても痛切な出来事があった晩、このへんの二階屋で、ある役人に辛い知らせを聞いた。
まあ、がんばって、とか言われてお座敷で新内を聴いたのだ。
どこがその店だったか分からない。
ソウルにたどり着くまでの放浪記 映画「10人の泥棒たち」_e0016828_11284999.jpg
神楽坂を歩く、トイプー君(さん?)、サンチはどうしてるやら。
ソウルにたどり着くまでの放浪記 映画「10人の泥棒たち」_e0016828_11323044.jpg
ここの肉まん、一度食べようと思っているうちに肉まんを食わない老人になってしまった。
ソウルにたどり着くまでの放浪記 映画「10人の泥棒たち」_e0016828_11372212.jpg
「竹の湯」、早くからよく入っている。
そういえば途中の居酒屋でも灯がついて賑やかな笑い声が聞こえた。
ソウルにたどり着くまでの放浪記 映画「10人の泥棒たち」_e0016828_11393413.jpg
じゃあ、俺もそろそろ一杯行くか、その前にお参りしてね。
お土産の煎餅も買って。
ソウルにたどり着くまでの放浪記 映画「10人の泥棒たち」_e0016828_11403482.jpg
かくて、ソウルのおかあさん、こんにちは!
ソウルにたどり着くまでの放浪記 映画「10人の泥棒たち」_e0016828_11502465.jpg

Commented by ジュ at 2013-07-01 15:43 x
韓国のママって、優しい方が多いですよね^^
Commented by kuukau at 2013-07-01 16:02
夏越しの大祓をなさったのね^_^
Commented by saheizi-inokori at 2013-07-01 17:46
ジュさん、他のママ知らないのですが、ここのママはやさしいですよ^^。
Commented by saheizi-inokori at 2013-07-01 17:47
空子さん、赤城神社では茅の輪がありましたが、まだだというのでくぐりませんでした。
手をあわせてきましたが。
Commented by hanamomo06 at 2013-07-01 20:15
息子が中学生のころ、東京の友人がこの五十番の肉まんをよく送ってくれました。
私のお腹にはほとんど入らなかったけど美味しい、美味しいと息子は喜んでいました。

竹の湯・・・・入ってみたいなあ~。
この銭湯に富士山はかいてありますか?
Commented by koro49 at 2013-07-01 21:04
この映画、帰ってから知りました。
そう、シルバー割引なしというのも。
面白そう。

↓手にしてみたい本。
Commented by saheizi-inokori at 2013-07-01 21:15
hanamomo06 さん、そんなことがあったのですか。
じゃあ、やっぱり一度食べてみようかな、グルメのmomoさんの息子さんが折り紙つけたのですから。
竹の湯にも富士山があったような気がします。
豆太ママが詳しそう。
Commented by saheizi-inokori at 2013-07-01 21:17
koro49 さんの得意な分野だと思います。
きっと感じることが多いでしょう。
Commented by 豆ママ at 2013-07-01 23:51 x
じぇじぇ・・・竹の湯に富士山、、、あったような気がしますが・・・いつもぼォ~~っとしてるもんで・・・
三河島の雲翠泉の富士山は記憶がフレッシュなんですが・・・

(雨←イメージ)夜の路地裏の新内・・・グッときました。
Commented by keiko_52 at 2013-07-02 00:53
シルバー料金なしって強気の映画ですね~
吹き替えって風情ないですが、ちょっと面白そうな映画だこと!
お散歩のわんちゃんおされなカットですね~
脚にお靴はいてるみたいで目をひきました。かっわいい~~

肉まんでもあんまんでも食べれるとき食べなきゃいけませんね~~!!
Commented by j-garden-hirasato at 2013-07-02 06:29
当ブログへのご訪問、
ありがとうございました。
お住まいは東京ですか。
自分は御上りさん状態でしか東京に行かず、
行くときは、目標を設定して必死に巡っているので、
東京の日常の風景とかに、
ほとんど接しないまま、
帰ってきてしまいます。
路地には惹かれますね。
これからも、ちょくちょく寄らせていただきます。
よろしくお願いいたします。
Commented by saheizi-inokori at 2013-07-02 09:41
豆ママ さん、突然ふってしまいました^^。
三河島の銭湯、ああ、また銭湯修行を再開しようかな。忙しいからなあ。
Commented by saheizi-inokori at 2013-07-02 09:43
keiko_さん、がらがらだったんですよ。
テレビの吹き替えもいつも同じような声で、実際にはあり得ないようなしゃべり方をするのですね。
田舎のオジサン、やさしいお祖父さん、ガラガラしたおばさん、、みんなおんなじ^^。
Commented by saheizi-inokori at 2013-07-02 09:45
j-garden-hirasato さん、いらっしゃいませ!
長野育ち(山梨本籍)の東京住まいの隠居です。
さいきんは当てもなくぶらぶら歩くのがもっぱらです。
Commented by wildrose53 at 2013-07-02 11:15
東京も路地裏などをゆっくり歩くと愉しいものですね。
そこで暮らしているひとの顔が垣間見えて、ほっとするのです。
観光、それもツアーで歩くところは決まっていて、人混みに酔ってしまいました。そして「東京は人の住むとこじゃない」と山の人に言われてしまうのです。
東京に戻って暮らしたい、と今のところは思ってはいないのですが、生れ育った場所にはそれなりの馴染んだ感覚があり、やはり特別なところではあります。
神楽坂五十番の肉まん、懐かしい。
Commented by saheizi-inokori at 2013-07-02 12:51
ハルさん、テレビの旅番組はときどき見ますが、絶景とかグルメばかりでそこに生きている人々が登場しないとつまらないですね。
取り澄ましてとっつきにくいような場所でも居酒屋とか小さなお店にいくと素敵な人に会う事があります。まあ、こっちが心を開かないと駄目なんですがね。
Commented by 創塁パパ at 2013-07-03 05:46 x
本多横丁いいですね。子供のころから歩いていました。ずいぶん店も変わったようですが。やはり神楽坂はいい!!
Commented by saheizi-inokori at 2013-07-03 09:51
創塁パパ さん、あの辺で育ったのなら粋なはずです、納得^^。
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by saheizi-inokori | 2013-07-01 12:00 | 映画 | Trackback | Comments(18)

ホン、よしなしごと、食べ物、散歩・・


by saheizi-inokori