芭蕉は歩く2万歩上野の細道
2013年 04月 12日
今日はめでたく晴れて「紙衣(かみぎぬ)の濡るとも折らん雨の花」の芭蕉にならずとも良い。
それでも家を出るときはいかにも春雨、小ぬか雨。
7時からの会だというのに2時過ぎに家を出たのは計略があって、根津神社や国立博物館の「神社展」をみていこうというわけ。
富士山がみえなくなるというマンションの噺もあるけれど。
200円払ってツツジ苑の中に入ればもっときれいなのを見られたと思う。
何故だろう、急に200円が惜しくなる心理って。
性ケチってことか。
わざわざツツジを観に行きながら、外から見てバイナラ。
そこで気がついたのが、国立博物館は5時閉館ということ。
今から行っても入館できるかどうか、見てる時間なんてありゃしない。
これから3時間近くをどう過ごすか?
歩くしかない!
喫茶店で時間を過ごすという選択肢は性ケチとしては避けたいのでR。
墓地のなかに建てられたようなアパートもある。
1時間も歩いたら急に寒くなってきて、スカーフを持ってこなかったのが悔やまれる。
と、
入って見ると、石見銀山の町で作られた和紙やフアッションがならんでいる。
薄いピンクのスカーフがあったので、これはちょうどいいと思って正札を見たら、8200円、こっちは12000円。
性ケチとしてはスゴスゴ。
よろよろとわざとゆっくり坂を歩いて行くと、あったのが「六龍鉱泉」、以前入ったことのある銭湯。
120円の手ぶらセット(タオル・シャンプー)を買って570円の投資は喫茶店より意味がある。
ちりちりと炙られるような熱い黒い湯に、む~~と唸りながら身を沈めモロモロに効くようにと願う。
すでに友人二人が先着している。
今日は女性の芭蕉も無事参加だ。
食事が済んで根津の駅まで歩いて、、結局、今日は20806歩、14㎞、消費カロリー687K(エビ天丼相当)、脂肪燃焼量98グラム。
六龍鉱泉も教えていただき、感謝。
そういえば、上野動物園も久しく行ってないなあ……。田端から御徒町付近までは、どんなコースを歩いても、刺激的です。
今のうちです。
温泉に浸かって豪華な食事。寝室が少々遠いだけ(^^);
ちょ~歩きの優等生じゃないですか!
それだけ歩くと私の場合へろへろです。
っというのは去年までの話でこのごろ若いころのねんざの跡
がぶりかえし足首が痛くてウォーキングは断念です。
という訳でできるときできることをしておくっというのが
人生の指針になりつつあるたそがれ時です。
キャンパス内は基本関係者以外立ち入り禁止ですが、一言声をかければ自由に見学できます。
発掘された方形周溝墓の溝がタイルで復元されていたり、解説版も読みごたえがあり、しかも無料です。
まさにまさに、今の心境です。
そのうち百歩も歩けなくなるのでしょうから。
それと昔はただ目的地に行くために歩くというふうでしたが今は途中が楽しみ、途中のために歩くのですから百歩でも千歩でも楽しみはあります。
平日空いている時間にぶらぶらと。
一万歩も行かないものね。
ちょっとのみたらなかったけれど^^。
型破りで今はパリにいますよ。