ヒューマニズム&サスペンス 映画「東ベルリンから来た女」

昨日はよく晴れたけれど突風が吹き荒れた。
軽量化しつつある俺は飛ばされそうになりながら目黒通りを歩いた。
バスで都立大学まで行ってそこからてくてく。
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オーディオセットの台を物色したのだが、水曜日は定休日の店が多く、開いてる店には素敵なローテーブルがあるが、値段も素敵に高くて手が出ない。
とちゅうから目の保養に切り替えて、裏通りに入ったりして楽しむ。
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(田向公園のトイレ)

腹が空いたが立派なレストランかラーメン屋しか目につかず、まあ、いいや、一食抜くかと思っていたら
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油面地蔵通りの蕎麦屋がやっていた。
3時過ぎのランチ、真っ黒、濃い醤油味の鴨南蛮850円、すきっ腹は最良のグルメ也。
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油面子育て地蔵に手を合わせる。
祐天寺の境内を抜けて祐天寺駅から電車で渋谷に出た。



先日見た「マリーゴールドホテルで会いましょう」と同じ映画館でやっていて、ほんとはこっちの方が本命だった。

ゆっくりしたテンポでじりじりとサスペンスを高めていく。
主人公の女医と誠実な医師が魅力的だ。
西独の恋人は存在感がないけれど。

自由(亡命)と医師として人間としての使命の狭間。
俺なら?

1980年、東独、秘密警察が不気味だ。
この時点で9年後にベルリンの壁が崩壊することを彼らは知らない。

俺たちも9年後に世界がどうなっているのかを知らない。
アマゾンが50年を待たずに砂漠化するという。
子供や孫たちはどういう世界に生きるのだろう。
Commented by ジュ at 2013-02-14 12:49 x
この映画、夫も息子も観ているのですが、自分はまだ観ていない・・・。どうしようかな・・・。まだ上映しているのですね。
Commented by saheizi-inokori at 2013-02-14 14:38
ジュさん、まだやってます。悪くないですよ。
Commented by tonkoid at 2013-02-14 17:00
3年後 5年後 この日本もどうなっていることでしょうね。先が見えません。
Commented by sweetmitsuki at 2013-02-14 20:36
>ベルリンの壁が崩壊することを彼らは知らない。
当時の日本人だってバブルが崩壊することを知りませんでしたから、ましてや今から9年先のことなど、わかるはずもありません。
Commented by saheizi-inokori at 2013-02-14 21:26
tonkoidさん、フクシマのことを考えると頭がおかしくなります。
国、県、東電、利用者、だれが負担するとしてもとうてい無理。
それよりも何よりもどうして除染が完遂できるのか。
Commented by saheizi-inokori at 2013-02-14 21:27
sweetmitsukiさん、今年のことすら見通せないまま、株が上昇してますね。やけのやんぱちかも。
Commented by maru33340 at 2013-02-15 04:09
ああ、無性に映画が見たいです。
Commented by saheizi-inokori at 2013-02-15 09:49
maru33340さん、映画欠乏症?^^。
同情します。
Commented by tona at 2013-02-15 20:51 x
東日本大震災以来、子どもたち、またその子どもたちがどうなるかなあとちょっと心配になる日が多くなりました。
自然崩壊だけでなくお隣の国々にいじめ殺されそうです。
Commented by saheizi-inokori at 2013-02-15 22:00
tona さん、まさかとは思いますが。
一寸先は闇ですか。
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by saheizi-inokori | 2013-02-14 11:40 | 映画 | Trackback | Comments(10)

ホン、よしなしごと、食べ物、散歩・・


by saheizi-inokori