デジヤブジャブジャブ
2012年 11月 11日
室戸岬は雨だ。
喫茶店も兼営している民宿の朝飯は喫茶店で。
窓からハイビスカス通り越しに鉛色の海を見ていると、学生時代に友人と戸田に行った帰り、熱海の海際の喫茶店で道路越しに見ていた雨の海を思い出す。
まっすぐ東京に帰る気にもならず、途中下車してはみたけれど、駅前の土産物屋にも興味がないし、いくあてもなく、いい加減に飛び込んだ喫茶店で所在なくぼんやりとしていた。
彼とは20年以上もあっていない。いつの間にか年賀状の切れ目が縁の切れ目みたいになっている。
一昨日、友人と積もる話をしたときも彼の名前は出なかった。
小さな旅だけど、独りでサマヨウ旅をしていると、ふだん使わない脳が刺激されるのか、いろんなことが思い出される。
まるで夢のなかのようだ。
さっき、こんなことを書いた記事をアップするつもりで、表題だけ書いて、気に入らないので消去するつもりで送信してしまった。
民宿のパソコンを借りて消去したいけど、パスワードを入力して貰うのが憚られる忙しさ。
近所の漁師たちが常連、雨の日は混むって言ってた通りなのだ。
昨日来たからウマイ魚にありつけたってこと!
というわけでワケワカな投稿記事はしばしそのままでご勘弁くださいませ(さっき無事帰京して消去しました)。
土佐じろう、名前のある生卵をかけて食った朝飯。
雨の朝は卵かけご飯が似合う。
なんちゃって!
きっと新鮮で魚臭さはまったくなく、おいしいでしょうねー。
懐かしい民宿の朝食、関東から遠い所に行っていらっしゃるのに、どちらでも今も変わらぬ朝ごはん、この国は幸せなのか不幸なのか・・・。
羨ましくて哲学になってしまいました。お気をつけてお戻りを!
その名が出てこない。
何処も変わらぬ日本の朝ごはん、ですが、中身に少しづつ土地土地の特徴があるのが楽しいです^^。
これが食べられる限りはかなり幸せ!