貧乏コンシャスネス
2012年 08月 19日
貧乏は金の不足が生み出すのではない。貧乏は"貧乏コンシャスネス"が生み出すのである。誰でも他人の所有物を羨む限り、貧乏であることを止めることはできない。内田樹の2008年に上梓された「昭和のエートス」のなかの文章。
そして、たいへん困ったことに、資本主義市場経済とは、できるだけ多くの人が"私は貧乏だ"と思うことで繁盛するように構造化されたシステムなのである。
内田は、この2008年時点では、
私たちの社会を住みやすくするための原理として、とりあえず近代市民社会と市場経済以外の現実的選択肢をおもいつけない以上、貧乏くらい我慢するしかあるまいと書いている。
その後フクシマを経験した我々はもはや”貧乏”であることを止めて、即ち他人の所有物を羨むことを止めて、自分自身の内から浮かび上がってくる、本当は自分がなにをしたいのかを考えるべきではなかろうか。
みんながそうした結果、経済成長は止まるのだろうが。
家のベットで寝れて、ごはんが食べれて、大好きな犬の頭がなでられて、笑えるからね、
いくつもの発見があります。
戦前生まれの姉がよく言ってました。
食べるものがあって、寝るとところがある・・これっ、貧乏って言わないよ・・って。
姉たちは、空襲で本当の「餓え」と「恐怖」を経験していた。
母は戦争・戦争のなかを生き抜いて、屋根のないところでも寝たと^^^
想像できない~~我々は、決して「貧乏」とはいえないんでしょうねっ。
でも、これからの生活は何を「大切」に生きるかで世の中に対しても、違ってきますねっ。
この植物は茎がすくっと出て来る頃には葉っぱは枯れてありません。 家の庭にも今沢山咲いています。
八ヶ岳の麓は涼しいでしょうねー。 南麗に知り合いがいます。
今はモモの収穫と、ハネ桃の加工に忙しいらしいです。
八ヶ岳は素晴らしいです。
ご存じ、びんぼう自慢!
極めればびんぼうだって芸術・・・志ん生照れてます・・・
http://www.youtube.com/watch?v=8iV5AmJrZNA&feature=related
日本には貧乏人なんていないんじゃないかと思います。
かのように生きられたら最高です。
そういう人が経済成長を引っ張ってくれるらしい。けれどもうそういう生き方は終わりにしないと。