野田が鉢呂を切ったのは大きな間違いだ
2011年 09月 14日
「鉢呂大臣辞任会見でヤクザ言葉を浴びせる記者」はEX-SKF-JPさん。
暴言を吐く記者!知性のかけらも感じられない。
辞任の理由を問いただしてどうするのだ。
野田に詰め腹を切らされたと言わせたいのか。
言わせてどうしようというのだ。
「死の町」を「生きる町」に変えることこそ急がれるのではないのか。
「3/11から半年、失言報道もあれば真に日本を心配する報道もあり /DIAMONDonline」薔薇、または陽だまりの猫さん。
この記事の中にあった言葉。
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長く日本政治を取材してきたロイター通信のリンダ・シーグ記者はこれに対して、「日本において全ての閣僚失言は平等ではない(Not all ministerial gaffes are equal in Japan)」という、実に皮肉な見出しの解説記事を書いています。見出しは、米独立宣言のあまりに有名な「that all men are created equal(全ての人は平等に創られていると)」のもじりでしょうか。
記事でシーグ記者は、「閣僚の失言は日本では珍しくもない。マスコミ対応が上手な政治家はむしろ例外だ。しかし失言した閣僚がどういう代償を払わされるのかは、時の政府がどれくらい脆弱かによって違う。そして、失言で誰を不快にさせたかにもよる」と説明しています。たとえば原爆被爆者を傷つけたり、日本の戦争責任を否定した政治家たちが辞任する例もある一方で、女性を「産む機械」と呼んだ大臣や、強姦被害者の女性を批判するかのような発言をした大臣、金融市場をたびたび混乱させた大臣、アルツハイマー病患者を見下すような発言をした大臣、などなどなどは辞任することなく生き延びたと。
記事で中央大学総合政策学部のスティーブン・リード教授は、大臣が辞めなくてはならないかどうかは「おそらくその時の内閣の強さと、誰が怒ったかによる」とコメント。また上智大学国際教養学部の中野晃一准教授は、 鉢呂氏が辞任を決めたのは、野田首相が国会の膠着を恐れているからだと指摘し、失言そのものは辞任の原因にならなかったが、野党がそれに飛びつくことで国会審議が滞っては困ると総理が判断したからだと解説しています。
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朝日新聞・9月13日、「耕論」は「フクシマの希望」と題して藤原新也と開沼博のオピニオンを掲載しているが、藤原は「健康被害は起こりうる」という前提での危機管理が原則であるべきだという。
そして
原発事故について「すべての人間が被害者と同時に加害者」という言い方がある。だが、農耕民族的な「和の精神」では今の問題は解決しない。原発利権を吸い続けてきた者たちと、福島県飯舘村から生活を捨てて逃げた人々を同じ線上には並べられない。遊牧民族系の社会のように善と悪を峻別し、断罪するときだ。とも書いている。
しかし、今マスコミはその矛先を本丸ではなく、あさっての方向に向けている。鉢呂吉雄前経済産業相の問題がよい例だ。福島第一原発の周辺を「死のまちのようだった」と話したことの、どこがおかしいのか。ありのままだ。死という言葉が福島県民の神経をさかなでする、という差別用語への過敏が、事実すらも排除してしまう。「放射能をつけちゃうぞ」という記者との瑣末なやり取りを、重箱の隅をつつくように記事にする神経も尋常ではない。まるで小学校の反省会の「言いつけ」のようなものだ。胆力の衰えた幼稚な報道で能力未知数の政治家がたちどころに消えるのは、国民にとってただただくだらない損失だ。
野田は国会対策のために鉢呂を切り捨てたが、大きな間違いだった。
「死の町」を作った張本人たち、自民党、メデイアが国民の目を”本丸ではなく、あさっての方向”に向けることに協力してしまった。
案の定、自民党は鉢呂問題を済んだこととせずに徹底追及するそうだ。
野田は「正心誠意」で国会に臨むのなら、むしろ鉢呂をかばわなければならなかったのだ。
「即戦力」とは「失言をしない」ということのようだ。
この大事なときにそんな理由で大臣が変えられるのは”ただただくだらない損失”だ。
「Jヴィレッジから福島原発に行く間、
・・・本当に町全体が死の町のような印象をまず受けました。」
それを受けた石橋委員(民主)は
「大変率直な感想をいただきまして、ありがとうございます。」
なんのおとがめもありませんでした。
視察したけれど「大したことなかったよ」と言えば良かったんでしょうか。
なぜ、あそこまでして警察はデモを阻止しなければならないのかとか、
今、狂ってる日本が世界中に公開されていく。
よほど慎重になるしかなかったのかな。
ここを先途と領土問題で中国やロシアは攻勢をかけてくるし。
当初、抗議もしなかったのを挽回するかのように”怒りの質問”をぶつけたのは上司からの指示があったのかもしれない。
日本の政治家は詰まらないヤツばっかりだけど、昨今の新聞記者も他の報道関係者も全くチンピラそのもの。 情けない!
ゴーストタウンは死の町ということでしょう。何が違うの?
その言葉(放射能をつけちゃうぞ)がどのくらいの重みを持つかどうかは個人差があると思いますが、私は冗談じゃあないと思う
一介の大臣になる年齢に達した人間が、(最近の政治家は知性と言うものが異常に低いので、年齢イコール教養が高い、とは思ってないけど)
つまり大の大人がですよ―放射能による差別を煽るかのような発言をしたってこと自体、あなた本当に反原発なの?と疑わざるを得ないんですよね
そして、いろいろな人が言ってるように、はめられたんだとしたら、こんなにさっさと辞めなければよい
ってことっは、どっかに後ろめたさがあるか、根性据わってないかのどっちか
この時代に、政界で反原発唱えたらそれなりの反発妨害を受けるであろう、つまり慎重に慎重を期してことに当たらなければいけない、なんて、福島の子供でも知ってると思うんだけどね
問題は、ゴーストタウンと言ったっと言うことだけではないと思うし、百歩譲ってそうだったとしたら、こんなにあっさり辞めるってのはそれだけの人間だってことだと思います
マスコミの元気な事(怒)チャンチャラおかしいです。
どっちもどっちで、情けない話です。
言ったほうもですが、これが大ニュースと言うのも解せん話です。
所で、どぜう(どじょう)内閣と言うのは何故でしょうか??
ヤクザみたいな記者連中が大臣や総理の資格を軽々に判断し、それを国民が受け入れる、情けないです。
でもそれほどの人でもない人しかいなくなった日本なんです。
その原因には今回のようにメデイアが尊大にちょっとしたことを取り上げては煽る、それを政治が、国民が受け入れるということを続けてきたことにもあるように思います。
5年間で6人の総理というのはどう考えてもおかしいです。
少々(と思うかどうかが問題ですが)のことは目をつぶって巨悪退治に集中しなければほんとに悪い奴がほくそ笑んでいます。
野田が代表選の演説で「金魚になれない、ドジョウはドジョウ、泥くさくやる」といったことがずいぶん受けたのですよ。
相田なんとかという詩人(なのかな、あれで)の詩にあるらしい。
なんだかくさくさしますね。
それにしても今のマスコミって、ワイドショー次元ですね。気骨のある人材なんて求める方がおかしいのでしょうか。マスコミだけじゃないけど。
もうそんな贅沢なことは望めない政界
でもね――子供のころに流行ったエンガチョ――まがいなことを大臣もしくはいい大人が公の場で発言する
それだけで常識がない、巨悪云々はともかく、小悪党であろうが、大臣の座に座る素養はないと考えます
常識なさすぎて、笑えません
有り難うございます、ドジョウ内閣、解せました^^解せました。
ご実家は福島原発から20km圏内なのでご両親が着の身着のままで避難してきてそのまま避難生活という方がいます。私はこの騒動を見たときにナゼかその方の事を考えました。その方は臨時職員としての職を今は得ていますが
あくまで臨時職員。あちらにいる時に何度か黙々と働いている姿を思い出して、その方にしたらもうこんな事どうでも良い事だろうな・・。ただの時間の無駄。
その大臣がどういったとかなんとかそんな事よりも頼むから何か一つでも物事を進めてくれ!と。いやその方ご自身はもうそんな願いを持つことすら空しく感じているかもしれないけれども・・。
その方一人の身に怒った悲劇と苦悩と、この騒動のあまりの卑小さを比べるとなんだか申し訳ないくらいです。この
騒動において ”実際に苦しんでいる人”の視線は完全に
欠如していると思います。 大手新聞社が偉そうに誰かの
失言を糾弾する?? 頼むから3月11日以降の自分達の報道姿勢の自己批判もお願いしたいです。
でもマスコミの責任は重い。
笑えもしません。
ただあの記者(鉢呂が近づいたとされる)は、放射能がうつらないことを知っていたらなにも被害者づらして「僕のことで大臣をやめるんでしょ!」などとわめく必要はないのです。
しかも「死の町」発言が問題になってからやっとわめきだしたのですよ。
にっこり笑って「大臣ちょっと私にも着せてみてください。どんな感じなんでしょう」くらいなことをいえば済む話、次元が低いのはそういうどうしようもない記者(得意然として大臣を“追求”し、ほかの記者から名を名乗れと名刺交換を求められてたそそくさと大臣官房会見室から逃げて行った)だし、そういう記者のいうことをまともにうけて大真面目に騒ぐメデイア上層部、政治家たちだと思います。
さっそくドングリが一個飛びだしました。
http://pinhukuro.exblog.jp/15351135
全面的に表土を削らなきゃならない、その汚染土をどうしようと云って、食品にだって、海水や鳥や獣にも汚染が広がってしまっているのに、他愛もない言葉尻を取り上げるのは、あえて言えば国民の無力感からくる自分では意識せざる”偽善的代償行為”なのかもしれない。
私の言いたかった事を書いてくれて有難うございます。
私も「はてな」にちょっと書きましたが・・・
http://d.hatena.ne.jp/namiheiii/20110913/1315877964
コメントしたかったのですが認証がうまくいかないので失礼します。TBさせていただきました。
冗談にしろそう言ったことがね、もう変です
多分その記者は言っちゃいけないと思ってたんでしょうね
でも、赤信号...の乗りでみんなが騒ぎ始めたから言いだす
別に、よくあることです
マスゴミだもん
それよりも、言われて困るようなことを言う大臣のほうが、みっともないのです
て言うか、こういうことでもめてる時間がもったいない
辞めたい奴は、さっさと辞めればよいと思いますよ
大事なところはそこじゃあないんだから
かなあ・・・いやな世の中だ・・・