ああ じれったい!笑ってる場合じゃないでしょ菅さん
2011年 06月 08日
過酷事故への対策が不十分だったこと、政府内部と現地対策本部、東電の役割分担、責任権限が不明確で事故対応が混乱して近隣住民のみならず国際的にも不安を与えたこと、、溶けた燃料棒が圧力容器の底を溶かして格納容器の底にたまっている可能性も今頃になって認めた。
細野補佐官は「最初の世界への報告であり、お詫びだ」と述べている。
世界に報告しお詫びするのも大事だが国民にはどうなんだ。
SPEEDIのデータを隠し続けたことや後追いの住民避難指示などにより住民(福島県内とどまらず)に健康被害を与え続けたことなどを菅は記者会見をしてお詫びすべきだ。
俺はこのことだけ取っても現政権は責任を取って辞職すべきだと思う。
法律を無視して東電だけに損害賠償を押しつけているが政府のメンバーも民事・刑事の責任を追及されてもしょうがないほどだ。
同時に政府は全国の原発の安全確保(暫定的)のために、どういうことが必要なのかを地元住民にも分かりやすく具体的に説明しなければならない。
たとえば原子炉建屋の改造工事や専門的な人材の育成、法体系の整備など、どれをとっても長年これで安全だという前提でそれなりに積み重ねてきて”整合性”もある原子力村の掟を根っこから見直すのはなまじの掛け声でできるものではない。
そういう条件が整うまでの数年間は新規建設は論外だし定期検査中の原発の再稼働は認められないし、事柄によっては稼働中の原子炉についても一旦停止する必要があるのではないか。
そういうことを丁寧に説明することなしに電気の供給だとか地元の雇用が優先されてはならない。
安全第一とはそういうことだ。
忘れっぽい人々が目の前の不都合をなくそうとマタゾロ原発頼りになることをシーベルト星人は虎視眈々と狙っているからよほど用心が必要だ。
危険はフクシマだけではないことについて幸兵衛さんの「フクシマだけではない!敦賀、浜岡の事故だって見逃せない。 」
をご覧ください。
菅政権一年ということでメデイアが彼がいかに何も出来なかったか、やらなかったかをまとめている。
最強応援団だった朝日も「乏しい実績 政策先送り濃厚」と書き、菅降ろしの急先鋒だった産経は「失政、居直り、不毛な“功績”」とにべもない。
テレビを見ていると、ゴミ処理は県内業者に限られるとか、所有者不明の土地の暫定使用ができないとか平常時には意味のある法規・規制が復旧の妨げになっている。
省庁の縦割りが障害になっている事柄も多い。
大臣、副大臣、政務官、何とか本部やたくさんあるというプロジエクトチームは一体何をやっていたのか!
何をやってるのか?!
ず~っと政治空白だった。
義援金給付の地方自治体の事務を助けるための動員だってやっと昨日あたり厚労相が発言したばかり。
小泉以後では最長政権だった菅政権の罪は重い。
それなのに満面の笑みを浮かべて梅を食って見せる。
なぜさっさと辞めないのか。
フクシマの工程表、第二ステップが終了するまでなんて、今だってフクシマに何の支えもしていないじゃないか。
ああ、じれったい!
しかも、被害者同士で足引っ張ってるし、
アホやな、被害者。
気の毒なアホです。
こんな国民不在の政府を信じ、未だに安全に動かせば安全なんてバカな事を言ったり、原発を選んだ事で、永久の健康より一時の金を取った県は、その保証なき健康を県民に納得させたんでしょうか?
義援金が未だに配布されず東京で何とか仕事を得ようとした女性がうまくいかず売春したって話し聞きましたが本当でしょうか?
もし、本当なら世界中から集まっている義援金かなりの額になる筈なのに、一体どうなっているのか、凄く不思議です。
使命感も。責任感も、ないないづくしです。