孤独ってえものがそもそも、心の輪郭なんじゃないか 絲山秋子「海の仙人」
2011年 05月 28日
オレンジ色のダットサン・ピックアップに積んできた砂をぶちまけ、代わりに新しい砂をスコップで積む。
河野のリビングは砂を敷き詰めてある。
入れ替えせんとな、衛生的にようないねん29歳の河野は宝くじで3億円当たった後デパートの店員を辞めて敦賀に古い家を買って釣りをし、泳ぎ、料理をする生活をしている。
砂浜の部屋の窓からはイカ釣り舟の灯が見えて、壁には青い、厚みのあるガラスのデッキライトがつけられ、テーブルの上には四面灯のランタン。
小説としては未消化に終わったという感じがするけれど、今日のような梅雨の始まりに、ANTONY AND JOHNSONSを聴きながら読んだら、なんか気持ちが落ち着いた。
ちょっと切なくて。
新潮社
福島の子が可哀そう。
子供達の未来は幸多かれと願うばかりです
どんな味になったか、手打ちはしっかりこねるとおいしいですよね^^。
芥川賞候補作です。
「沖で待つ」が受賞してそれも読みました。好きな作家です。
「孤独ってェ、、」その通り作中の魅力的な女性の言葉です。
河野を好きなのに河野は親友としてしか扱ってくれないのですよ。
ペペロンチーノがどうたらこうたら^^。
テーブルはパパが手作り、ふだんは食卓になってます。後ろの額などもパパです。
仲良しのトカゲをいじった手でうどんをこねてると思うとおかしいです。
探したのですが。