低線量の被爆でも身体に影響はある 小出氏の話から
2011年 03月 29日
原子力を推進している人たちは被曝量が少なければ安全であるかのように装っていますが、放射線の物理的な性質そして生物の細胞の構造・機能からして、どんなに微量の被曝であっても影響はあります。↓の小出氏の講演の趣旨、薔薇、または陽だまりの猫さんの記事から引用させていただきました。
原子力を推進する人たちも、微小な被曝でも危険がゼロとは言えないため、・・・被曝には「容認できるレベル」があると言うようになりました。
しかし、自分に加えられる危害を容認できるか、あるいは、罪のない人々に謂われのない危害を加えることを見逃すかは、何処かの専門家が決めるのではなく、一人ひとりが決めるべきことです。 「ヒバクシャ」というレッテルを貼られたそれらの人々を60年以上調査してきて、どんなに少ない被曝量であっても、癌や白血病になる格率が高くなることが明らかになってきました。
がんなどの闘病がどれだけつらいか、想像できないから気にするな、といえるのでしょう。
人の一生がかかった問題なので政府にしろ、楽観主義の人たちにしろ簡単に基準値をめやすに大丈夫といってはならないと思います。
手遅れかもしれませんが勉強しなければいけないようです。やれやれ。