仏さまはさびしいの 金子みすゞの世界(3)
2005年 10月 15日
言葉を最初に聞くのはそれをしゃべる自分。だったらできるだけ嬉しい言葉を話そう。相手が聞きたい言葉を言ってあげよう。自分が言いたい言葉ではなく。そうしていれば人間は柔らかい存在だから”変わっていける”。いくつになっても”子供”、天の親からみたら”かわいいかわいい子供”なんだ。
言葉には力があることを意識して、きちんと言葉をつかうこと。
そして、一緒にさびしくなってくれる仏さまは全ての人の中にいる。勿論自分の中にも。こだまのように気持ちを感じてあげること。
さびしいとき
私がさびしいときに、
よその人は知らないの。
私がさびしいときに、
お友達は笑うの。
私がさびしいときに、
お母さんはやさしいの。
私がさびしいときに、
仏さまはさびしいの。
私も日常こまごまといろんなことがありまして、そこでつらつら考えたりもして、
あんたがどんなバカなことをしても、それでもあんたが無性にかわいいんだよと、
それだけ伝え続けていくのが親なのかな~と思います。
子供と「戦う」という言葉をママ友達から聞いたりすると、
とても悲しくなったりします。
だからこういう記事を読むと、無性に涙が出てきます。