菅も仙石も読んでいたジャック・アタリ「国家債務危機」
2011年 02月 10日
ところが今日発売の文藝春秋3月号をパラパラめくっていたら、赤坂太郎の「仙石が流した涙と小沢の神頼み」という記事に、今年に入ってから、仙石が上記の「国家債務危機」を読むように菅を諭したとある。
菅は次の週末に自ら東京・八重洲の書店に足を運んでその本を購入した。さらにその八日後、菅はアタリをわざわざ官邸に招いて教えを乞うた。アタリは「(借金財政が続いて)日本人は麻酔にかかった状態が続いている。麻酔の効き目がなくなったらどれだけの痛みがでるか、よく考えるべきだ」と説いた。仙石が菅を教えるというような関係がこの頃までは続いていたことを示すエピソードとして紹介されている。
党首討論で「もう政局や選挙に費やす時間(ゆとり)がない」みたいな発言があったのはアタリの発破が効いたのかもしれない。
アタリのいうところが正しいとして、問題は谷垣や山口が指摘したように「菅自身にこれをやり遂げる不退転の決意があるか否か、菅を信じてついていく人がどれだけいるか」だ。
何とすでに記事になっていました。 お早いですネ!
若い人たちが可哀そうです。
死に物狂いの、しかも優れたリーダーが必要です。
ただ恐ろしいのはファシズムに流れて行くことです。
もっともっとやらんければならないことが山ほどあるのですが。
それで↑にも書いたように強力な指導者を求めるあまりにファシズムへの傾斜が怖いのです。
首長新党なども、、。