文殻を取っておいてくれた母
2011年 02月 09日
毎朝テレビを見ながら20分ほどストレッチを自己流でやっている、それがどうもやりすぎだったらしい。
去年だったか膝が痛くなったのも自己流体操のせいもあったらしく、まことに生兵法は怪我のもとだ。
「母の日記」についで祖母の日記も出てきた。
海軍當用日記、2604年!神武天皇即位紀元だ。
昭和で言えば15年、祖母はこの日記帳を大事にしまっていたらしく昭和21年の日記に使っている。
日ごとの日記記入欄の上部に過去の大本営発表などが記載されている。
達筆で読みにくいが俺のこともほぼ毎日出てくる。
引き揚げ者だった両親が落ち着くまで俺だけが祖父母に預けられていたのだ。
栄養も行きとどかなかったせいかしょっちゅう熱を出している。
祖母の歌。
物とるとおよび腰せし亡き夫のおかしき様を今は我が為る祖母もダンシャリには苦労しているなあ。
今は亡き人のもあれば文殻を焼くが惜しくてしばしためらふ
母の持ち物から俺や弟、孫たちが送ったハガキを小さなアルバムにしたものが出てきた。
俺は筆まめで週に何度かはハガキを書いていた。
下のハガキに書いた白菊のことは覚えている。
ぼろぼろの障子と畳の寮生活(大学3年から)で思い切って買った備前焼きの一輪ざしに、これまた分不相応に高い菊の花を一輪飾ったのだった。
今ならさしづめ写メールを送るところだろうか。
母の句。
毛糸編み流るる歌に弾むかな
軒に軒菊坂界隈日脚のぶ
昔は皆そうだったのかしら。
今より少し前の男の子には30人に一人ぐらいしか上手な子がいなかったですね。
葉書はお母さんたちの宝物だったのですね。
ウォーキングが身体に一番いいらしいので、いつも通りあちこち歩きまわるくらいで丁度いいですよ〜
saheiさんは昔から筆まめだったのね〜今も健在!
備前焼に白菊いいですね。目にうかぶようです。
娘がぎっくり腰になったので筋肉のストレッチに張り切りすぎました。
「青い山脈」かな?
初代は短歌、二代目は俳句。
三代目の佐平次さんはせめて川柳を・・・。(笑)
昨夜はYouTubeで金馬の「目黒のさんま」、ついでに小さんの「短命」を聴いて腸が捩れましたよ。
肩、お大事になさってください。
福田恒存を読んだせいもあったかな。
さっき亜脱臼を治してもらって、、これでなんとか、、。
到底ロマンテイックなどという代物ではなかったのです。
ごくたまに一念発起して掃除をして菊を飾ったのでした。
<俺は筆まめで週に何度かはハガキを書いていた>
筆まめだった事 良く分かりますわ。
学生時代に備前焼の一輪ざしをお買いになったとは、昔から焼き物にも興味がおありだったのですね。その一輪ざしは今もありますか?
今、ご覧になって如何でしょう??
50年前頃の備前焼だから 今頃味が出てすごい骨董品ですね。
お肩 お大事に、、
細い、茶だった。
送信しています。失礼しました。
備前焼の一輪ざし。
学生時代にお買いになった大事な品
どうして粗末に扱われたのでしょうねぇ~。
ひょっとして鑑定団に出したら・・
凄い価値ある備前焼かも?残念でした。
気にいったものだけなのでしょうね。