ビッグマックとは大違い!シャレて愉快で、、 映画「ミックマック」
2010年 09月 09日
この年になっても、なのか、この年になったから、か。
どうしても食べたいってものが減ってそれほど食べたくないものが増えた。
もっともフレンチを食いたくなくなったというのは、料理よりも懐塩梅とかサンダル突っかけてポロシャツで行くってわけにいかないのが原因かも(暑さもあるなあ)。
昨日などガラス窓に映っている己が姿に思わず落とす一滴、ってそれは久しぶりの雨の滴だったのだが、まるで盛装したホームレスでしたなあ。
そんなわけで、ホームレス予備生は恵比寿へ。
『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督 最新作 、「ミックマック」先行上映なのだ。
「オーシャンと11人の仲間」、あんなかっこいいのと違うけれど一癖も二癖もある特技を持った仲間が集まって陰謀を企てる。
こういうパターンの映画や小説が大好きだ。
陰謀ってのは二つの武器製造会社にたいする復讐、このテーマも大大大好き!
父は地雷撤去中にばらばらになり、本人はギャングの抗争のあおりで跳んでできた銃弾が頭の中に残ったまま。
このままだといつ死んでも不思議はないし、手術したら植物人間になるという究極の選択で医師たちはコインを投げてそのままに退院させたのだ。
一人じゃ復讐はできないって地下で廃品回収、再生、不思議な共同生活をしている仲間が立ち上がる。
ギロチンの故障で生き残った男、見た物の長さや重さをすぐ計算できちゃう女の子、体を四つ折りにできちゃう軟体女、廃品で何でも作っちゃう天才アーチスト、四文字熟語やコトワザで会話をする民俗学者、人間ロケットのギネス記録を持つ男、料理を受け持つ肝っ玉母さん。
抱腹・痛快な「ミックマック(=いたずら)」の炸裂、シュールな映像(見覚えのあるパリの街角も)、懐かしいシャンソンを交えたBGM、個性的な俳優たちの競演、すべてが楽しい。
シャレてエスプリもユーモアもあって、お薦めです。
冒頭に書かれている文章、深いですね・・・
saheiziさんの年になると私もそう思ったりするのかな・・・
フランスのシャレが好きな方ならお薦めの映画です。
でもとにかく!雨は嬉しかったです。
成田に迎えに行き、近くのイオンショッピングセンターで
マクドナルドを見掛けた彼、
一所懸命に「日本には『ミック』が多いね」と話していました。
2日後、職場近くのマクドナルドの看板を見ながら話をして、
初めてマクドナルドのことを言っているのだと理解しました。
ミックはマックだったのです。
きっと気にいると思いますよ。
どっちにしても地下街を歩いたのですが。
何よりも精神のありようが、、。
あぁ~早くいかなくっちゃ!
音楽、映像ではミックの方が好きです。
うわ、おもしろそう
アメリは大好きな映画のうちの一本だから、期待しちゃうわ―
saheiziさんの話を聞いて、昔のヨーロッパのおとぎ話を思い出した
長靴をはいた猫だったか?
とにかく、宝を探しに行くのに、足が超早い男、とかねいろんな特技を持った人たちが集まってその主人公を助ける話