行きつけの店、独り酒
2010年 02月 12日
三茶でふと目についた居酒屋。
古い提灯と暖簾、ぶりかえした寒さを振り切って入ってみると、、どうやら正解。
さっきまで下北沢でマッサージの先生と「独り酒」「行きつけの店を持つこと」について語りあっていたのだ。
豚児が地方に単身赴任していた頃、良い行きつけの店を見つけてママさんに栄養補給して貰えと言ったら、「行きつけ」も「独り酒」も考えられないみたい。
アレアレ、俺の血をひきながら!
俺なんざ貧乏学生の頃から行きつけの店を作っては独り酒が基本スタイルだった。
社会人一年生の時は仙台。
殆ど毎晩ガード下の「夢作」に行っては、お客とママの合唱団。
民謡はもとよりママの得意な「四葉のクローバー」を二部合唱、、転勤して二十年も経ってから当時のメンバーがママを料理屋に招待して同窓会をやったほどだ。
先生は俺の教育が悪かったのではなくて若い子たちが"独り酒""行きつけの店"をやらなくなったとおっしゃる。
たしかに、、(むしろ若い?女性の独り酒をたまに見かける)。
マアどうでもいいことではあります。
ではありますが、あぁ、ママ、もう一杯!ちょっと寂しい世の中だねぇ。
確かに、男の一人酒はかっこいいです。
でもね、残念ながら今の平成生まれの男ども、その一人酒が似合ういい男があまりいません。
これは実に嘆かわしいことだと思うのですが
saheiziさんは、確かに一人酒に合うよね。
女だってたまにはひとり酒といきたいところなんですが、ここ徳島は田舎すぎて、女のひとり酒はおろかひとりご飯も気が引けるんです。
それでも勇気を振り絞ってひとりで入ろうものなら「えっ?ひとり?!可愛そうにぃ・・・。」みたいな目で周りからはジロジロ見られ、喉に詰まりそうでゆっくり食べられない。
好きでひとりで来てるのに、「一緒に来てくれる人がいないんだ・・・」、って目で見られます。
おひとりさまを愉しむには、半端な田舎は不便です。
小さな町は回りまわってほとんどの人が誰かの知り合いっだったりするから、すぐ噂になるし。
家族や親しい関係の人とだけのこじんまりと小さな交流だけを温めあって、それで満足。
だから文化も発達しないんだ!
あぁ、佐平治さんのひとり酒に憧れるなぁ・・・。
そういえばランチを一人で食べるのが辛いという男、これはオジサンも多いのにはびっくりします。
履いている人を想像しながらああでもないこうでもないと悪戯してました。
梅が丘の店の名前、いつかお聞きしたですよね。
一度行こうと思いながら通り道じゃないとなかなか、、。
三茶は下北沢の通り道です^^。