佐平次よ、カールじいさんに続け! 映画「カールじいさんの空飛ぶ家」
2009年 12月 28日
冒険好きな少年・カールとそれを上回る冒険少女・エリーが出会い、結婚し、子どもができなかった代わりに南米にある”伝説の滝”パラダイス・フォールに行こうと約束するが、いろいろ起きて人生は思うようにならない。
それが人生でもある。
夢を果たすこともできず二人は老いていく。
幸せに老いていく。
エリーが先に死んで78歳のカールが思い出の家に寂しく残されて腑抜けになっているところからカールの声が聞こえて冒険が始まる。
何万個だろう、風船を家にくっつけて空からパラダイス・フォールに行こうという算段。
相棒はおしゃべりなラッセル少年、行きついた南米の原始林で出会った怪鳥としゃべる犬が仲間に加わるところは桃太郎の鬼退治みたいだ。
意外な鬼も出てくる。
現代のお伽噺だ。
お伽噺かと思うとカールやラッセルの心情・生活感覚はリアルな現代人であるかのごとくだ。
意欲をなくし頑なになっている老人がラッセルたちによって心を開き、過去の追憶のくびきを脱して新しい人生に立ち向かう。
パラダイス・フォールは“今・ここ”にあったということだろう。
エリーとの人生こそが”伝説の滝”だったということでもある。
エリーとの思い出の品々・家具を空飛ぶ家から投げ捨てて再び大空に飛び立ち怪鳥とラッセルの救出に向かうところは感動ものだ。
高所恐怖症の俺には尻がスースーする場面が多かった。
3Dなんて観るのは子どものころ以来かもしれない。
犬がたくさん出てきて愉快なアクションをする。
留守番してるサンチを思いながら観た。
20日の日曜日に,長女と次女と3人で観てきました。 初の3D映画。 昔の「こどもはみがき」についていた立体シール(わかります?^^)が動いているみたいな感じ。 うーーーーん。目が疲れたぞ(^^;) 映画...... more
まだまだ人生これからですね。さへいじさん
見習いたいなあ。
飛躍、とまではいかなくとも前進しましょうね。
エリーとの人生こそが”伝説の滝”だったということでもある。
そ,そーだったのか!
私,目が疲れて疲れて,そんなに深い話だとは思いませんでした(^^;)
犬の愉快なアクション。
一緒に観た長女は,犬がリスに過剰反応するのがツボだったらしく,くすくすずーっと笑っていました。
子ども(いや,長女はもう子どもとは言えないけれど^^;)が喜びそうな小ネタがあちこちにありましたよね~(*^_^*)