床屋さんが覚えていてくれた
2009年 11月 16日
名古屋に住んでいたのは30年近い昔だ。
当時中学生だった息子一家と旧居の辺りを散歩してみた。
ハナノキの並木は健在だった。
緑から黄、赤その色合いが秋の深まりに変化していく。
一本の木の中で葉の位置によって変化の仕方が違う。
最後に幹の近くから真っ赤になって行くのは昔学校にあった鋳鉄のストーブを思い出させる。
行きつけの床屋を窓から覗いてみたら、どうも見覚えがある。
思い切ってドアを開けて声をかけると、こちらを向いた顔はまごうことなく親方だ。
「佐平次さん!」懐かしそうに仕事中のハサミを持ったままやってきた。
インタフオンで奥さんまで呼んでくれる。
奥さんも覚えていて孫たちはキャンディをもらってしまう。
前に書いた時々寄り道をした赤提灯の店もあった。
床屋の奥さんに訊いたらあの太っ腹のママは辞めて妹がやっているとのこと。
10年ひと昔といえば三つ重ねた昔。
変わりつつも生きて続いているのが嬉しかった。
旧居(社宅)は取り壊されていたけれど、それもサバサバしていい。
「ハナノキ」のことを調べてみたら、葉より花が先に開く木のようですね。
花(鼻)より葉(歯)が先に出たら「ヤマザクラ」? →転じて、「出っ歯の人」?
ういろうはよく食べましたけど。
あと、はじめて銭湯に入ったのも名古屋でしたね。
写真拝見して、なんだか懐かしい気持ちになりました。
一時、数十年前のsaheiziさんが顔を見せた事でしょう。あの時は、あんな事があって、こんな人とあんな物たべて、、しばしタイムスリップ。
各地での大切な思い出は心にずっと残り、
その地での交流、覚えていてくださり、転勤族冥利につきますね。
秋田から名古屋、京都、いい旅だったようで何よりです。
京都の素晴らしい紅葉も拝見させていただき、自宅にて紅葉狩り。
有難うございました。
街路樹もしだいに色づき、紅葉、都内もこれからでしょうか?
楽しみです。
名古屋では初めてです。
子どもたちのよみおわったマンガのシリーズを寄贈したこともあります。「ライパチクン」とか、、。
それだけに嬉しかったです。
主人の転勤で、北区の名城公園とかという駅でおりました。
社宅のお風呂が工事中で、しばらく銭湯通いしましたね。えびせんべいが美味しかったなぁ~でも、夏は暑くて、結構きつかったわ
いいですねぇ~
名古屋については何にも知らないんだなあと…,ちょっと哀しい。
30年ぶりだそうですが、行きつけのお店の人の顔は覚えていらっしゃるのですね。
私も30年前に北九州にいましたが、もしかして知った人に懐かしさを覚えるでしょう。行きたくなりました。
ハナノキって初めてです。花も面白い形、葉の形も紅葉も美しい樹ですね。
永観堂も紅葉も今、真っ盛りで美しいですね。
その記憶力というものは
スゴイなぁと、
私はいつも感心しています。
今日、たまたま2件の床屋さんに
午前中届け物のために寄ったのですが、
2件とも、店主が待ち時間用のソファで、
近所の方と歓談しておられました。
BYマーヒー
ハナノキはほんとに素敵ですよ。
千葉の上総一宮というところは駅の近くに床屋がたくさんあってどの店も朝早くから開いているのです。
町全体が床屋ととともに活動を始めるかのようです。
江戸時代の村上藩(新潟県北部)の殿さまが
領主を離れて豪遊に来る時の床山が六代前という
ことで、小さな町のちょっとした物語を聞けました。
そういえば、その近くに村上屋という旅館があるのです。
BYマーヒー