謎の家
2009年 11月 06日
よく見ると、、どうだい?
あれで窓の植木鉢、とくにあの赤い花がなければ無人の家かと思っちやうかもしれないよな。
たまたままだ寝ているか留守なのかもしれない?
寝てる?だって今正午だよ。
それにしてもあの二階の窓、下のカーテン、にべもなく拒絶するって感じはしないかい?
あたり近所でも飛び抜けて小さい。
なのに、ってか、いやにきちっとしてる。
屋根の瓦を観てご覧よ!
何人住んでいるんだろう。
何してるのかな。
サンチを相手にあ―だこ―だ言ってたら、ドアが開いて男が出て来た。
黒っぽいジャケットにグレーのパンツ、中肉中背、しかも中年。
ドアに鍵をかけて駅の方に下って行った。
判ったことはわずかだ。
床にお座りしていたサンチが立ち上がって俺の膝をトントン叩いて催促するので、勘定をして店を出て駅と反対側に向かった。
松本清張先生のご本を最近読んでおりますゆえ、なにやらsaheiさんまでミステリーの主人公になってしまったみたいな気がします。
そうそう、、或る「小倉日記」伝、読みました!
まあこれが知っている土地がずらずら出てくるものですから、しかも登場人物がみな小倉の人らしくて、思わず実感に打たれました。
主人公の母の生き方は、まさに小倉の女、松本先生はさすがです。
私であってもこうしたろう、と共感しました。
謎の家、植木鉢があるのが凄く不自然ですね。
我が家の方にも同じようなのが2軒あって(植木鉢はありません)、昨日午後30代男性が鍵をかけて出かけるのを目撃して、家に帰って家人に報告しました。まだまだ不思議な家が結構あります。
豪壮な邸宅を観てそこに住む人がいったいどういうことをしてこんなすごい家に住めるようになったのかと不思議に思うこともあります。
住む家が立派だから人間的に立派とは限らないとおもいます。
そうでなくてはあのバラック住宅で育った自分が、いや母が気の毒ですよ。
私がこの家を観て思ったことはどなたかご病気の方がいらっしゃるのかということでした。
もとより確かめることも出来ないしその気もありませんが。
それでついつい遊んでみました。
町を歩いていろんな建物を観て中に住む人のことを無責任に創作的想像をするのは楽しいです。
もっとも私のことをずっと観察している人がいたらいったいこいつは何をしてるんだろうと不思議がるかもしれません。
それにしても奇妙な二階ですね。雨戸を開ければ、住人が道路に落ちそうです。
小さな犬がじゃれるとあそばせてやるし親ばかですが気立てのよい子です。
ご忠告感謝します。ありがとう。
アジア系外国人が複数居住している場合が多いそうです。
「従業員寮」なんでしょうね。
ところで散歩中、サンチ君がパシャっと撮られることありませんか?
ディックは何しろ全国で1,000頭、私の住む市で2頭という稀少犬種であり、ライブで見るのは生まれて初めてと言う人が多いのでパシャパシャやられます。
「写真、いいですか?」と訊かれれば「どうぞ」と答えますが、黙って撮って黙って去って行かれると何だか....
「おい、肖像権代払えよ」と言いたくなります。根がヤクザなのかな^^。